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元神戸のフィンク監督、他リーグからのオファーを受けるため就任4カ月でリガFCを退団

超ワールドサッカー / 2022年5月17日 21時50分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

かつてヴィッセル神戸を指揮したトルステン・フィンク監督(54)が、リガFCの監督を退任した。クラブ公式サイトが伝えた。

フィンク氏は、ドルトムント生まれ。現役時代はドルトムントの下部組織やカールスルーエ、バイエルンなどでプレーした。

引退後は指導者の道を歩み、ザルツブルクの下部組織で監督業をスタート。その後、インゴルシュタットやバーゼル、ハンブルガーSV、APOEL、オーストリア・ウィーン、グラスホッパーなど、様々な国で監督を務めた。

2019年6月から2020年9月まではヴィッセル神戸を指揮。Jリーグでは期待された結果が出なかったものの、天皇杯では優勝するなど結果を残したが、家族のところへ戻ると電撃退任していた。

そんな中、今年1月にリガFCの監督に就任。ラトビア1部リーグで13試合を指揮し、チームは8勝1分け4敗だった。

クラブの発表によると、フィンク監督は別のリーグからのオファーがあり、それを受けるために契約を解除することで合意したという。また、違約金がフィンク監督からクラブへと支払われるとのこと。金額は非公開となっているが、ラトビアサッカー界においては新記録となる金額のようだ。

また、神戸でも共に働いたセバスチャン・ハーン氏と、神戸時代にフィジカルコーチだったニコラ・ヴィドヴィッチ氏も退任するという。

【写真】リガFCで指揮を執ったフィンク監督

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