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京都が宮吉の決勝点で連敗ストップ!札幌は数的不利から追い付くも終盤に力尽きる【明治安田J1第19節】

超ワールドサッカー / 2022年7月2日 20時39分

写真:©︎J.LEAGUE

明治安田生命J1リーグ第19節、京都サンガF.C.vs北海道コンサドーレ札幌が2日にサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-1でホームの京都が勝利を収めた。

前節は曹貴裁監督の古巣・湘南ベルマーレに敗れ、今季2度目の連敗を喫した京都。対する札幌は前節、守護神・菅野が5試合ぶりに復帰し、ガンバ大阪を下して連敗を3でストップした。

両チームが高いインテンシティを発揮した序盤は、次第に京都がボールを握る展開へとシフトしていく。9分、右サイドでゆったりとタメを作った白井が小さく戻して山田が左足でクロスを送ると、相手最終ライン間で待ち受けたピーター・ウタカがフリーでヘディング。渾身の一撃はGK菅野に阻まれるも、こぼれ球を自ら蹴り込んでネットを揺らした。

頼れる男の8試合ぶりのゴールで先制に成功した京都はさらに攻勢を強め、15分には足の長いスルーパスに再びウタカが抜け出す。飛び出したGK菅野はかわされまいとしてたまらずホールディングを冒してしまい、これが決定的な得点機会阻止と判断されてGK菅野にはレッドカードが提示された。

ビハインドに数的不利と、序盤から大きな痛手を被った札幌はガブリエル・シャビエルを諦めてGK中野をスクランブル投入。我慢の時間が続く中で、ビッグチャンスは42分に訪れる。右サイドから斜めのパスを2本使って菅がボックス左へ侵入し、左足のフィニッシュ。GK上福元が弾いたボールに福森が詰めた。

前半の終盤は攻勢の時間を作ったアウェイチームは、ハーフタイムに興梠を下げて青木を送り込むと、後半に入っても両サイドを使った攻撃で主導権を掌握。48分の荒野のシュートは麻田にクリアされるも、55分のピンチを菅がしのぐと、58分についに試合を振り出しに戻す。

金子の仕掛けから右CKを獲得した札幌は、福森のキックのこぼれ球を高嶺が優しく落として菅が右足で低空ミドル。高嶺が左足でフリックするかしないかというスルーがブラインドにもなり、ボールは左隅に吸い込まれた。

勢いの止まらない札幌は古巣対戦となる駒井が2戦連発かと思わせるヘッドを見せる。1人少ない相手に押し込まれ続けていた京都は、川崎のミドルや82分の3枚替えでようやく相手の勢いをそぐと、89分に途中出場の宮吉が古巣相手に値千金の一撃を見舞う。

京都は続いたCKから左サイドでタメを作ると、武田のクロスをゴール正面の川崎がワンタッチで落とし、反応した宮吉が右足で左隅に蹴り込んだ。これが決勝点となり、最終盤にはしたたかに時計の針を進めた京都が連敗をストップ。一方の札幌は1人少ないながらも勇敢な戦いを見せるも、最後に力尽きた。

京都サンガF.C. 2-1 北海道コンサドーレ札幌
【京都】
ピーター・ウタカ(前9)
宮吉拓実(後44)
【札幌】
菅大輝(後13)

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