ユーベ移籍の可能性高まるザニオーロ、ローマのレジェンド・トッティ氏は「痛手にならない」と自論

写真：Getty Images

ローマのレジェンドは、イタリア代表FWニコロ・ザニオーロ(23)のユベントス移籍の噂に自論を展開した。イタリア『Siamo la Roma』が伝えた。

左ヒザの大ケガから復帰を果たした2021-22シーズンは、公式戦42試合に出場し、8得点9アシストという見事な活躍を披露したザニオーロ。ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)では決勝のフェイエノールト戦で得点を決め、優勝に大きく貢献した。

ローマの新たなエースとして輝きを放ったシーズンとなったが、2024年6月までとなっている契約交渉に関しては難航中。選手側が大幅な年俸アップを要求していることもあり、今夏の延長は見込めないようだ。

一方で、その隙を突こうとライバルクラブのユベントスがザニオーロにオファーを提示した模様。これがザニオーロとの個人間合意に至ったとの報道もあり、6000万ユーロ(約85億円)という高額の要求をしているというローマとの隔たりはあるものの、レンタルや選手の譲渡といったオプションも含めて、実現の可能性を探っている状況だ。

そうしたザニオーロの移籍の噂について、ローマのレジェンドで元イタリア代表FWのフランチェスコ・トッティ氏も反応。自身の後継者とも称される逸材を放出することとなっても、穴埋めは可能だろうと主張した。

「(移籍が実現しても)痛手にはならない。もしそうなったら、ローマは同じように良いプレイヤーを連れてくるはずだからだ」