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PSGとの争奪戦も、ミランはレナト・サンチェス獲得を諦めず

超ワールドサッカー / 2022年7月6日 15時52分

写真:Getty Images

ミランはポルトガル代表MFレナト・サンチェス(24)の獲得を諦めていないようだ。

昨シーズンに11年ぶりのスクデット獲得を果たし、今夏には王座防衛のため戦力強化を計画しているミラン。MFフランク・ケシエが退団した中盤には、昨季リールで公式戦31試合に出場して1ゴール5アシストの成績を残したレナト・サンチェスの獲得を目論んでいた。

しかし、選手との合意こそとりつけたものの、アメリカの民間投資会社『レッドバード』によるクラブ買収や、それに伴いテクニカル・ディレクターのパオロ・マルディーニ氏、スポーツ・ディレクターのフレデリック・マッサーラ氏の去就が不透明になったことで、リールとの移籍交渉は停滞。それでもなんとか総額1500万ユーロ(約21億4000万円)で合意にまで迫ったが、今度はパリ・サンジェルマン(PSG)に横やりを入れられる事態となった。

PSGはリールに対して3000万ユーロ(約41億5000万円)を提示したとも報じられ、ミランのレナト・サンチェス獲得は暗礁に乗り上げることに。一部報道では、交渉から撤退してサッスオーロのコートジボワール代表MFハメド・トラオレ(22)にターゲットを変更したとも伝えられた。

しかし、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、1日にマルディーニ氏、マッサーラ氏との契約延長が発表されたミランは、まだレナト・サンチェスへの関心を継続させているようだ。現時点でPSGは獲得よりも人員整理を優先させており、リールとの交渉に進展がないことから、依然として獲得のチャンスは残されているという。

一方で、ミランはレナト・サンチェスに対して当初予定していた以上の金額を積むつもりはなし。PSGとの交渉が進まなかった場合に、リールが要求金額を下げてくれることを期待していると報じられるが、果たして。

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