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バルサ会長がユナイテッド牽制、移籍噂のオランダ代表MFデ・ヨングに言及「彼を売るつもりはない」

超ワールドサッカー / 2022年7月6日 22時35分

写真:Getty Images

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング(25)の状況についてコメントした。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。

今夏の移籍市場で話題の1つとなっているのがデ・ヨングの移籍。アヤックス時代の恩師であるエリク・テン・ハグ監督が獲得を熱望しているとされ、新たに就任したマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が取り沙汰されている。

財政難からいまだに抜け出していないバルセロナは、選手を売却する必要があり、昨年同様に選手のサラリーの問題が残っている状況だ。

そのため、オファーのある選手に関しては売却が進むとみられ、デ・ヨングもそのうちの1人だと見られてきた。

そのバルセロナは6日、ミランから獲得したコートジボワール代表MFフランク・ケシエの入団発表を実施。その場でデ・ヨングについての話題が出た中、ラポルタ会長は、売る気が全くないことを明言した。

「彼はバルサの選手であり、我々が必要に迫られなければ売るつもりはない。我々は彼を売りたくない」

「彼がオファーを受けていることは知っているが、今は彼を売るつもりはない」

ただ、今夏の移籍市場で選手の売却を進めなければいけないことも事実。フリートランスファーで獲得してもサラリーは上乗せされるため、このままではまたリーグに選手登録できないという失態を繰り返すことになる。

ラポルタ会長は今後の動きについても言及。チームとして取り組んでいる最中だとした。

「まずは、2つ目のレバーを作動させる必要がある。簡単なことではないが、我々はそれに取り組んでいる。そうすれば、1vs1のフェアプレーが実現し、望ましい補強ができるようになるだろう」

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