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小川の劇的ゴールで追いついた横浜FCが首位キープ、2位新潟は千葉に競り負ける【明治安田J2第25節】

超ワールドサッカー / 2022年7月6日 21時28分

2日、明治安田生命J2リーグ第25節の11試合が各地で行われた。

首位を走る横浜FCは、18位のブラウブリッツ秋田をホームに迎えた。

立ち上がりから両チームが一進一退の攻防を繰り広げる中、40分にアウェイの秋田に重要な場面が訪れる。右サイドでボールを持ち上がった小暮がボックス右から中央に鋭いクロスを送ると、相手GKがパンチング。これに詰めた井上がヘディングシュートでゴールネットを揺らすも、オフサイドの位置にいた齋藤がプレーに関与していたとして、ゴールは認められなかった。

首位チームを相手に、貴重な先制点のチャンスをふいにしてしまった秋田だが、試合を折り返した68分にもゴールに迫る。敵陣左サイド深い位置からのロングスローを投げ入れ、ボックス内が混戦になったところをボックス右で中村が拾い、右足を振り抜く。これは右のゴールポストに弾かれるも、こぼれ球にゴール前の千田が反応し、強烈なシュートをゴールに叩き込んだ。

この失点でスイッチが入ったのか、徐々に攻勢を強めていく横浜FC。しかし、ゴールに迫るも得点は奪えず、時間が過ぎていく。

このまま9試合ぶりの敗戦を喫するかと思われたが、後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。右CKからボールがファーサイドで流れると、再度ボックス手前左から武田が高精度のクロスを供給。これに中央の小川が頭で合わせ、ゴール左に決めた。

劇的な同点ゴールを挙げた小川はシーズン16点目となり、得点ランクトップを独走。横浜FCは勝ち点1を積み上げ、首位をキープした。

2位のアルビレックス新潟は、8位ジェフユナイテッド千葉とホームで対戦した。

序盤はアウェイの千葉がペースを握って試合を進める中、13分に決定機。敵陣中央付近からのFKの場面で田口のふわりとした弾道のキックにブワニカ啓太が頭で合わせるも、相手GKがセーブ。しかし、西久保がこぼれ球に詰めてゴール右に押し込んだ。

1点を追うことになったホームの新潟だが、すぐさまビューティフルゴールで追いつく。22分に敵陣右サイド深い位置でFKを獲得し、キッカーは島田。角度のほとんどない位置から強烈な左足でゴールを狙うと、左のポスト叩いてゴールネットを揺らした。

このゴールで主導権を取り戻した新潟は、細かいパスワークを中心とした攻撃を展開。幾度となくチャンスを迎えるが、勝ち越しゴールには至らない。

すると、60分には千葉がセットプレーから再びチャンスを迎える。右CKの場面で田口の入れたボールは相手に跳ね返されるも、ボックス左手前でこぼれ球に反応した秋山が左足のダイレクトシュート。ボックス内の櫻川がヒールでコースを変えて、ゴール左に流し込んだ。

試合は1-2のまま終了し、千葉がアウェイで貴重な3ポイントを奪取。敗れた新潟は首位浮上のチャンスを生かせなかった。

注目のトップ争いでは3位ベガルタ仙台が16位のヴァンフォーレ甲府とのホーム戦で3-0と快勝。首位横浜FCとの勝ち点差を「2」とし、プレッシャーを強めている。

その他、最下位FC琉球は19位のいわてグルージャ盛岡をアウェイで0-1と下し、ナチョ・フェルナンデス監督就任後初白星。17位栃木FCとのアウェイ戦で、インドネシア代表DFアルハンが先発でデビューとなった11位の東京ヴェルディは0-1と勝利を挙げている。

◆第25節
▽7月2日(土)
いわてグルージャ盛岡 0-1 FC琉球
ベガルタ仙台 3-0 ヴァンフォーレ甲府
栃木FC 0-1 東京ヴェルディ
FC町田ゼルビア 2-3 水戸ホーリーホック
横浜FC 1-1 ブラウブリッツ秋田
アルビレックス新潟 1-2 ジェフユナイテッド千葉
ツエーゲン金沢 2-1 ザスパクサツ群馬
ファジアーノ岡山 4-2 大宮アルディージャ
レノファ山口FC 0-0 大分トリニータ
V・ファーレン長崎 1-1 モンテディオ山形
ロアッソ熊本 1-1 徳島ヴォルティス

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