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“走力戦”は湘南に軍配!杉岡退場も大橋弾でG大阪から逃げ切り勝ち【明治安田J1第20節】

超ワールドサッカー / 2022年7月6日 21時30分

写真:©︎J.LEAGUE

明治安田生命J1リーグ第20節、湘南ベルマーレvsガンバ大阪が6日にレモンガススタジアム平塚で行われ、1-0でホームの湘南が逃げ切り勝ちを収めた。

湘南は前節の名古屋グランパス戦をゴールレスに終わったものの、3戦連続無失点で残留圏まで浮上した。契約の関係上、今節は出場できないGK谷に代わってGK馬渡がJ1初出場。名古屋戦で終盤に負傷交代した町野はベンチ外となり、瀬川の相棒には大橋が選ばれた。

一方のG大阪は延期となっていたサンフレッチェ広島戦からハードワークが実を結び始め、前節の浦和レッズ戦も内容面はポジティブなものに。こちらも齊藤を契約上欠く中で、中盤の底をダワンと倉田で形成。前節は休養を与えられた山見が先発に復帰し、高尾が3試合ぶりにスタメンに返り咲いた。

"走力戦"の想定されたゲームは、この日もウクライナ支援の3rdユニフォームを着用して臨んだ湘南が立ち上がりからアグレッシブに仕掛ける。5分に瀬川が反転から虚を突いて右足ミドルを放ち、18分にも長いボールを起点に裏抜けからフィニッシュを迎えた。

前半の中盤以降はG大阪も最終ラインでボールを持つ時間が増えるものの、湘南の守備に手を焼き、効果的に前進できない。長いボールを使って小野瀬が左足を振っていったが、流れをつかむには至らなかった。

守備でもリズムを作った湘南は38分にも決定機を創出。田中が前線に当てて勢いのままにボックスへ侵入すると、一対一での場面でループを狙う。

ここはGK東口の飛び出しが上回ったが、さらに攻勢を掛ける湘南が43分に試合を動かす。連動したプレスから高い位置でルーズボールを池田が拾い、ボックス右角付近から左足でインスイングのクロスを供給する。下がりながらも高尾に競り勝って放った大橋のヘディングは、大外からフリーで駆け上がった茨田を警戒したか、半歩前へ出たGK東口の伸ばした手をかすめてゴールに吸い込まれた。

ビハインドで後半を迎えたG大阪は黒川の立ち位置を下げ、スタート時の3バックから[4-4-2]へシフトする。これが奏功して主導権を掌握すると、片野坂監督は57分に一挙3枚替えを決行し、投入されたパトリックは直後にFKからクロスバー直撃のヘディングを放った。

押し込まれる時間が続いた湘南は62分、石原が瀬川とのワンツーで右ポケットの最深部を取り、クロスに大橋が飛び込む。さらに、茨田がボックス左から右足を振るなど再び攻勢の芽を見せると、山口監督もこのタイミングで70分に3枚替え。主導権を奪い返しにいく。

一進一退で推移する中、湘南は80分に瀬川のシュートが左ポストを叩く。だが、直後にカウンターを受けた際にパトリックを杉岡が倒してしまい、この日2枚目のイエローカードで退場処分に。指揮官は足を気にする素振りのGK馬渡も見ながら、瀬川を下げて米本を投入してウェリントンを頂点とする[4-4-1]にチェンジした。

数的不利を強いられた湘南だったが、終盤まで集中を切らさずにタイムアップを迎え、4試合連続のクリーンシートを達成。終盤のパワープレーにも屈することなく、虎の子の1点を守り切った。

一方のG大阪は主導権を握った時間帯や数的優位を生かすことができず。3試合ぶりの黒星を喫することとなった。

湘南ベルマーレ 1-0 ガンバ大阪
【湘南】
大橋祐紀(前43)

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