【J1注目プレビュー|第21節:磐田vs神戸】残留と降格を分ける“シックスポインター”、相手を上回るのは!?

写真：©︎CWS Brains, LTD.

【明治安田生命J1リーグ第21節】
2022年7月9日(土)
19:00キックオフ
ジュビロ磐田(16位/19pt) vs ヴィッセル神戸(17位/17pt)
[ヤマハスタジアム（磐田）]

◆絶対に落とせない一戦【ジュビロ磐田】

ミッドウィークの前節はアビスパ福岡との一戦で、0-1で敗戦。これで後半戦は3戦未勝利でのスタートとなった。

福岡が敷く堅守を崩すことができなかった上に、一瞬の隙を突かれてセットプレーから失点と悪いところが出てしまった試合。チームとして苦しい状況にある。

ターンオーバーを敷いたとはいえ、勝ち点0では残念なところ。そのこともあり、今節はしっかりと勝ち点3を獲得しなければ無駄に終わってしまう。

そして今節の相手は神戸。勝ち点差2の降格圏のチームだ。敗れれば自動降格圏に転落。昇格組としての試練を味わっている中、しっかりと粘りを見せ、やり切って勝利を掴みたい。

★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:三浦龍輝
DF:山本義道、伊藤槙人、リカルド・グラッサ
MF:鈴木雄斗、遠藤保仁、鹿沼直生、小川大貴
MF:上原力也、黒川淳史
FW:ジャーメイン良
監督:伊藤彰

◆巻き返しの勢いをつけられるか【ヴィッセル神戸】

吉田孝行監督が3度目のリリーフとしてバトンを受けて2試合、神戸はシーズン初の連勝を収めて最下位を遂に脱出した。

解任ブーストとはよく言うが、明らかにピッチ上でのアグレッシブさと強度の高さは変化が見られ、選手たちの気迫もこれまでとは違って見える。

元々能力のある選手が揃っているだけに、パワーをかければ一定の結果はついてくるだろう。あとはそれを持続させる能力があるか。そう言った意味では、この一戦は非常に大事になる。

前節は良い戦いを見せながら決定力を欠いたが、最後はエースの大迫勇也が仕事をした。まずは内容よりも結果。今節も結果を残し、2節連続のシックスポインターで降格圏を脱出できるか。この先の戦いに大きな影響が出る一戦となる。

★予想スタメン[4-2-3-1]
GK:飯倉大樹
DF:山川哲史、大﨑玲央、小林友希、酒井高徳
MF:山口蛍、橋本拳人
MF:小田裕太郎、アンドレス・イニエスタ、汰木康也
FW:武藤嘉紀
監督:吉田孝行