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川崎Fが10人のG大阪を4発粉砕! 家長の芸術的バイシクルが炸裂【明治安田J1第21節】

超ワールドサッカー / 2022年7月9日 20時58分

写真:©︎J.LEAGUE

明治安田生命J1リーグ第21節、川崎フロンターレvsガンバ大阪が9日に等々力陸上競技場で行われ、4-0で川崎Fが勝利した。

1週間前に行われた直近のセレッソ大阪戦では、後半アディショナルタイムに失点し、土壇場の逆転負けを喫した川崎F。ミッドウィークに開催予定だったサガン鳥栖戦は相手方で新型コロナウイルス感染者が続出したことで延期となったものの、リーグ戦はここ5試合で1勝1分け3敗という状況だ。

対するG大阪は、6月最後に延期されていたサンフレッチェ広島戦で勝利し、リーグ戦5試合ぶりの白星を挙げたものの、ここ2試合は再び足踏み状態。ミッドウィークに行われた湘南ベルマーレ戦は、終盤に退場者を出した相手に逃げ切りを許してしまった。

互いに3試合ぶりの白星を目指す一戦。川崎Fでは先日に選手1名がコロナに感染し、それに伴って鬼木監督が濃厚接触者と判断されたことにより、今節はコーチの寺田周平氏が指揮を執る。

イレギュラーに見舞われた川崎Fだが、試合は変わらず主導権を握る展開に。G大阪は立ち上がりから我慢を強いられるが、3分に攻撃のチャンスを迎えると、左サイドで藤春から横パスを受けた倉田がフィニッシュまで持ち込む。

ファーストシュートを許した川崎Fも、5分に左から佐々木が切り込んで右足のシュートへ。するとその1分後、左サイドに流れたチャナティップの浮き球のパスでマルシーニョが相手の右サイドバックの背後を突き、右足アウトサイドでグラウンダーのクロスを供給。これをレアンドロ・ダミアンがワンタッチで合わせてネットを揺らした。

早くも失点を許したG大阪。さらにその直後、GKからのパスがずれたところを奥野が奪われまいとスライディングで足を伸ばしたところ、先にルーズボールに触った脇坂にスパイクが入り、カードの対象に。一度はイエローカードが提示されたものの、オンフィールドレビューの結果、レッドカードに切り替わり、1点ビハインドの中、残りの80分以上を10人で戦うことになってしまった。

たまらずG大阪は5バックに修正してひとまず守備に重きを置くが、川崎F相手には暖簾に腕押し。20分、ボックス中央のレアンドロ・ダミアンにボールが入ると、連動して縦に走り出していたマルシーニョへスルーパス。これでボックス左に抜け出したマルシーニョは、左足で豪快にGKの頭上にシュートを突き刺した。

続く30分には、佐々木がボックス左角から横パスを入れると、マルシーニョがスルーし、脇坂が左足でダイレクトシュート。これがゴール右下に決まり、3点目を奪った。

さらに36分の右CKのシーンでは、アウトスイングのクロスに対し車屋がわずかに触れて浮いたボールを、ボックス左の家長が右足のオーバーヘッドシュート。芸術的な一発が決まり、これで4点差となった。

後半に向けてG大阪は福岡に代えて高尾を投入。55分には今日はJ1初先発だった南野を下げてダワンを送り込み、これで前半のパトリック投入を含めて3枚の交代カードを切った。

だが、依然としてペースを握るのは川崎F。テンポの良い攻撃で次々とG大阪のゴールを脅かしていく。対するG大阪は、ボールを奪い返す気持ちが強すぎるあまり、小野瀬や倉田が無駄なファウルで警告を受けてしまう。

それでも後半はなんとか無失点で抑えるG大阪。77分の脇坂の決定的なシュートはGK東口がビッグセーブ。80分の小林の強烈なシュートはクロスバーに救われた。

だが、攻撃面は90分通してからっきし。特に後半は一本もシュートを打てないまま試合終了。川崎Fが4-0で勝利を収めた。

川崎フロンターレ 4-0 ガンバ大阪
【川崎F】
レアンドロ・ダミアン(前6)
マルシーニョ(前20)
脇坂泰斗(前30)
家長昭博(前36)

【動画】家長昭博の“右足”の完璧すぎるバイシクルが古巣相手に炸裂!


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