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主力GK退団のラツィオが2選手の獲得に迫る

超ワールドサッカー / 2022年7月10日 13時44分

写真:Getty Images

GK刷新のラツィオが2選手の獲得に迫っているようだ。

ラツィオではアルバニア代表GKトーマス・ストラコシャ(27)、元スペイン代表GKホセ・マヌエル・レイナ(39)の2選手が今夏に退団。これにより、正GKとセカンドGKが不在の状況だ。

そのため、クラブはアタランタのU-21イタリア代表GKマルコ・カルネセッキ(22)ら数人の候補をリストアップしていたが、ここまで交渉が難航していた。

それでも、プレシーズンがスタートしたタイミングでようやく2選手の獲得に近づいているようだ。

守護神候補と加入が迫るのは、グラナダのポルトガル人GKルイス・マクシミアーノ(23)だ。

スポルティングCPの下部組織出身のマクシミアーノ(写真左)は、2018年7月にトップチームへと昇格。トップチームでは通算36試合に出場していた。

その後、昨夏に加入したグラナダでは新守護神としてラ・リーガ35試合に出場。チームは無念のセグンダ降格となったが、個人としてはハイレベルのゴールキーピングを披露し、スペイン国内でも高い評価を受けていた。

移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ラツィオは個人間、クラブ間でも交渉を進めており、1000万ユーロ(約13億8600万円)での獲得に近づいているという。

また、マクシミアーノと守護神を争うもう一人は、スペツィアのイタリア人GKイバン・プロベデル(28)になる模様だ。

キエーボでプロキャリアをスタートしたプロベデル(写真右)は、ピサやペルージャなど下部カテゴリーへの武者修行を経て、2017年にエンポリへ完全移籍。その後、2020年にスペツィアに加入した。

その新天地では直近2シーズンで正GKを務めており、セリエAでは通算70試合以上に出場している。

移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、ラツィオはすでに個人間で合意に至っており、現在はクラブ間交渉中だという。

スペツィアの500万ユーロ(約6億9300万円)という要求額に対し、ラツィオの掲示額は300万ユーロ(約4億1500万円)となっているが、今後の交渉によってその差は十分に埋まるはずだという。

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