ブスケッツ、契約満了を迎える来夏にMLSクラブ移籍か

写真：Getty Images

バルセロナに所属するスペイン代表セルヒオ・ブスケッツ(34)が、来夏にフリーでアメリカのクラブへ移籍する可能性があるようだ。

現行契約が2023年6月までとなっているブスケッツには、バルセロナも延長交渉に動く姿勢を見せているが、新型コロナによる財政難と年齢を加味すると、現在の給与を超える新契約を用意することは難しく、クラブは減俸でのオファーを検討している模様。

そんな中、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ブスケッツ本人は今夏にクラブを去る考えはないが、延長オファー次第では来夏にその考えも変わる可能性があるとのこと。

また、来年1月から他クラブとの解禁となるブスケッツには、すでにメジャーリーグサッカー(MLS)に所属するいくつかのクラブが注目していると伝えている。

バルセロナの下部組織で育ち、長らく完全無欠な中盤の番人に君臨するブスケッツは、ここまで歴代3位となる公式戦680試合に出場。昨年11月に誕生したチャビ体制でもキャプテンを任されるなど、監督からの信頼も厚く、昨季はチーム最多の公式戦49試合に出場していた。