「僕たちのシャツを着ている姿が本当に嬉しい」リバプールのマティプが新加入ヌニェスへの期待語る

写真：Getty Images

リバプールの元カメルーン代表DFジョエル・マティプが、新加入選手であるウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスに期待を寄せた。クラブ公式サイトが伝えている。

今夏7500万ユーロ(約106億円)+ボーナス2500万ユーロ(約36億円)の移籍金でベンフィカからリバプールに移籍したヌニェス。昨シーズンはプリメイラ・リーガで28試合26得点を記録してリーグ得点王に輝いただけでなく、初挑戦となったチャンピオンズリーグ(CL)でも準々決勝で対戦したリバプール相手に2試合で2ゴールをマークするなど、鮮烈な印象を残した。

12日にタイで行われたマンチェスター・ユナイテッドとの親善試合で、早速リバプールデビューを果たしたヌニェスに対しては、チームメイトであるマティプも期待を露わに。試合では決定機を外すなど低調なパフォーマンスで一部ファンからは批判も浴びているが、実際にCLでヌニェスと対戦した経験を持つマティプは、クオリティを高く評価している。

「CLで対戦したとき、彼のおかげでかなり苦労した。だから、彼が僕たちのシャツを着ているのを見られて本当に嬉しいね。クオリティが高く、彼がゴールを決めるのを見るのが楽しみだよ」

「フィジカルやスピードなど、これまでのチームメイトとはまた違った特徴が彼にはあると思う。そして、ゴールを決めてくれるだろう。彼がいることで、何でもできるパワープレーヤーが増えるね」

また、マティプは7日にクラブとの契約延長が発表されたイングランド代表DFジョー・ゴメスにも言及。ポジションを争うライバルではあるものの、クラブから正当な評価を受けられたことを喜んだ。

「彼は長年にわたって素晴らしい仕事をしてきたと思う。素晴らしい人であり、僕は本当に嬉しいよ。あと数年は、僕のそばにいてくれるんだからね」

「もちろん、僕らはリバプールのためプレーしている以上、彼の契約延長とは関係なく常に競争相手がいると思う。そして、多くの試合をこなしていく以上は、全員が必要になるだろう」