トゥヘル、ワクチン未接種で遠征不参加のカンテとロフタス＝チークに理解「彼らを責めることはない」

写真：Getty Images

チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、アメリカツアーに不参加となった2名の選手への理解を示した。イギリス『BBC』が伝えている。

アメリカ人のトッド・ベーリー氏を新オーナーに迎え、イングランド代表FWラヒーム・スターリングや、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリといった実力者を獲得するなど、シーズン開幕に向けて期待が高まるチェルシー。プレシーズンはアメリカでツアーを行っており、23日のアーセナル戦など3試合を戦う。

しかし、この遠征にフランス代表MFエンゴロ・カンテとイングランド代表MFルベン・ロフタス＝チークの両選手は不参加。 アメリカでは新型コロナウイルスのワクチン未接種である渡航者は入国を許されておらず、両者はワクチンを接種していないためツアーに参加できないとのことだ。

主力2人がロンドンに残ってトレーニングを行うこととなったが、トゥヘル監督は両選手を非難しないと語っており、意思を尊重する姿勢を示した。

「我々は彼らを責めることはないし、指図もしない」

「彼らは個人的な決断を下すことができる。2人ともそれを行ったまでだ」

「私がそれを認めるかどうか、私がそれを好きかどうか、プロフェッショナルとしてそれは重要ではない。彼らが不利になることはない」

「2人ともここにいてほしかったが、そうでなかった以上、最善の解決策を提供する必要がある。彼らはコブハムの練習場で強度の高いフィジカルトレーニングを行う。我々が戻ってきたときには、すぐにフィットすることだろう」