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9カ月ぶり招集の上野真実、リーグ3位の得点力を生かす「前を向いたらシュートで終わる」

超ワールドサッカー / 2022年7月17日 12時52分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

なでしこジャパンのFW上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ)が16日、EAFF E-1サッカー選手権2022を前にメディア向けのオンライン取材に登場。意気込みを語った。

19日からスタートするE-1選手権決勝大会。なでしこジャパンは19日に韓国女子代表、23日にチャイニーズ・タイペイ女子代表、26日に中国女子代表と、いずれも茨城県立カシマサッカースタジアムで対戦する。

2021年10月以来の招集となる上野。久々の代表招集となったが「WEリーグでチームとしてもゼロからのスタートだったので、本当に難しさを感じた1年ではあったんですけど、その中でもチームでしっかりやろうとしていることが、結果として出た部分もありましたし、逆にまだまだ足りない部分だったりとか、チームとしてまだまだ機能していない部分も感じたシーズンでした」とシーズンを振り返り、「今回日本代表に選出されて、チームとしてやってきたことが評価されたことは素直に嬉しいですし、個人としても代表でしっかり結果を残せるように、日々の練習からアピールしていけるようにしたいと思います」と、クラブチームでの結果が招集に繋がったことを喜んだ。

1年目のWEリーグ11ゴールを記録して得点ランキングで3位に入る活躍を見せていた。「前半戦は1トップでプレーすることが多くて、得点のところは遠かったですし、もっとボールを引き出す動き、ゴールへの積極性はまだまだ足りない部分が多かったです」と、まだまだな部分が多かったと前半戦を振り返ったが、後半戦は変化が。「後半戦は1.5列目に下がったことで、トップに入っている谷口(木乃実)が動きやボールの引き出し、背後のランニングをしてくれることで、自分のスペースが空いたり、2人の関係でゴールまで行くシーンが増えていたので、チームとしてもコンビネーションは練習からやっていた部分でもあるので、試合で出せたと思います」と、役割が変わったことで良い結果を残せていったとした。

上野は2016年のU-20女子ワールドカップのメンバーに選ばれ、5得点を決めて大会得点王にも輝く活躍。日本も3位で大会を終えていた。

フル代表との違いについては「U-20の時は同世代の選手が多くて、フル代表となると、上の方もいらっしゃいますし、より高いレベルでトレーニングするにあたっては、自分自身の下手さというのを改めて感じました」と、力の差があったとコメント。「1番最初に合宿に参加した時はレベルの差を感じましたし、足りないことを物凄く感じていました。今も一緒にやっていて、できる部分もありますけど、足りない部分が多いなと感じています」と、まだまだ実力が足りないと感じているという。

その上で自身3度目となるE-1選手権の招集。「海外の選手とやるのは久々ですし、日本とは違うフィジカルの強さ、プレスの早さというのは試合でしか感じられないと思います」とコメント。「まずは試合に出られるように準備したいと思いますし、そういう相手にいかに得点できるかというのは、FWとして仕事をしなければいけないと思うので、そこを自分の役割をしっかり果たせるようにしたいと思います」と、自分のやるべきことをやっていきたいと意気込んだ。

また、池田太監督が掲げる「奪う」というテーマでは、前線の守備も重要視されるが「奪うところでは、前線からの守備は大事になると思いますし、FWはファーストディフェンスになると思うので、そこで奪えなくても後ろが楽に奪えるような自分たちの追い方、そういうところはチームとして共通していきたいです」と語り、「サンフレッチェでもやってきたことはあるので、それは今回も出したいと思っています」とクラブでやっていることを代表でも出したいとした。

自身の特徴としては「スピードがあるタイプではないので、前線でボールをキープしながら、味方の上がる時間を作ったり、タメを作るであったり、ポストプレーもそうですが、攻撃の起点となるプレーをしたいです」とコメント。「あとは自分で相手を剥がすことだったり、前を向いたらゴール前だったらシュートで終わるということは意識してやっていきたいです」と、他のFWとの違いを見せたいと語った。

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