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京都vs広島はドロー! 見応えのある攻防も共にリーグ3戦未勝利【明治安田J1第22節】

超ワールドサッカー / 2022年7月17日 20時39分

明治安田生命J1リーグ第22節、京都サンガF.C.vsサンフレッチェ広島が17日にサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、1-1のドローに終わった。

前節、アビスパ福岡に0-1で敗れリーグ2戦未勝利となった12位の京都。天皇杯での栃木SC戦の勝利を追い風に、リーグ3戦ぶりの白星を狙うチームは、4日前の試合から井上、松田、福岡を除く先発8人を変更。GK上福元、川崎、ピーター・ウタカら主力が復帰している。

一方、前節は湘南ベルマーレを相手に1-1のドローに終わり、こちらも2戦未勝利となった4位の広島。対戦相手同様に天皇杯ではザスパクサツ群馬を破り、バウンスバックに成功。今回のアウェイゲームではその試合から先発3人を入れ替え、塩谷、松本、柏に代わって野上、藤井、ナッシム・ベン・カリファが起用された。

共に3バックで試合に入った中、見応えのある球際の攻防を繰り広げていく両チーム。序盤はアウェイの広島が相手陣内の深い位置まで侵攻する場面を増やしていくが、GK上福元を中心にソリッドな対応を見せる京都の守備を崩し切るまでには至らない。

広島の攻撃に危なげなく対応しつつ、ウタカや松田の推進力を使ってカウンターを狙う京都。なかなか攻撃に厚みを出すまでには至らないが、荻原や武富がボックス内でフィニッシュまで持ち込む場面も創出。

前半半ばから終盤にかけては広島がよりボックス付近で連携、アイデアを見せていくが、京都の堅守に苦戦。共にゴールの匂いを感じさせるのは、セットプレーに限られる。前半アディショナルタイムにはジュニオール・サントスがペナルティアーク付近で強烈な右足のシュートを枠に飛ばすが、ここはGK上福元のビッグセーブに阻まれた。

迎えた後半、京都は武富に代えて豊川、広島はベン・カリファに代えて松本と、ハーフタイムに交代カードを1枚ずつ切った。

後半も攻め合う立ち上がりとなったが、先手を奪ったのは際どい攻めを見せていたアウェイチーム。54分、相手陣内右サイドでのスローインの流れからボックス右付近でボールを持った野津田が利き足とは逆の右足で絶妙なクロスを供給。これをボックス中央に走り込んできた森島がドンピシャのヘディングシュート。ゴールまで距離はあったものの、右上隅の完璧なコースに決まった。

EAFF E-1サッカー選手権に招集されている野津田と森島の連携で先制に成功した広島は、畳みかける攻めを見せる。60分には同じく日本代表招集の満田がボックス右に抜け出して絶妙なマイナスのクロスを供給。これをボックス内でフリーの松本がダイレクトシュートで狙うが、GK上福元のビッグセーブに阻まれる。

前半から再三の好守を見せる守護神の活躍によって辛くも1点差を維持した京都。さらに、70分付近には自陣ボックス付近での荻原と藤井の接触プレーがオンフィールド・レビューの対象となるも、最終的にお咎めなしでPK献上を免れるなど、勝ち点の可能性を残す。

攻撃では相手の堅守に手を焼きなかなか決定機を作れずにいたが、チョウ・キジェ監督の切った2枚目の交代カードが同点ゴールをもたらす。77分、右サイド深くに抜け出して仕掛けた白井がクロスを上げると、中央で飛び出したGK大迫が何とかボールに触るも大きくはじき出せない。すると、ファーに流れたボールを投入されたばかりの大前が冷静に頭で流し込んだ。

大前の今季J1初ゴールで追いついた京都はここから攻守のギアを上げて攻め込む場面を作り出すが、広島も最後の場面で冷静な対応をみせ、流れを簡単に渡さない。

後半終盤は広島がやや優勢に試合を運んだが、京都も最後までプレー強度を落とすことなく応戦。どちらにも勝ち点3のチャンスがあったものの、互いに最後の局面で相手の守備を上回るまでには至らず。白熱の一戦は1-1のドロー決着となった。

京都サンガF.C. 1-1 サンフレッチェ広島
【京都】
大前元紀(後32)
【広島】
森島司(後9)

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