主将として急造チームを牽引の谷口彰悟、初招集選手の「持ち味、良さをチーム全員が把握しなければ」
超ワールドサッカー / 2022年7月18日 13時22分
日本代表DF谷口彰悟(川崎フロンターレ)が18日、メディアのオンライン取材に対応しEAFF E-1サッカー選手権への意気込みを語った。
19日に開幕するE-1サッカー選手権。日本代表は初戦をカシマサッカースタジアムで戦い、2戦目、3戦目は豊田スタジアムで戦う。今大会に海外組は参戦せず、国内組のみの構成となっており、11人の選手が代表初招集に。短期間で連携を構築する必要があるなか、すでに代表に定着しつつあり、今大会でキャプテンを務める谷口は急造チームをまとめるため、積極的なコミュニケーションを意識していると語った。
「今回は国内の選手のみの集まりですし、久々に呼ばれた選手や初招集の選手もいます。僕自身も、初めて話す選手が多いです。そのなかで一番大事なのは、その人の持ち味、良さをチーム全員が把握して、能力を引き出し合うこと。こうした急造チームでは普段通りできることがなかなかないので、皆が意識して積極的にコミュニケーションに取り組む必要があります。実際、昨日から始動してそれぞれがコミュニケーションを意識してやっているかなと。ピッチ内だけでなく、外でも積極的に色々な話をしようと伝えています」
「僕はこの大会を過去1回経験しましたが、難しい大会ですね。急造チームな上、合わせる時間がないので。ただ、それで終わらせては絶対駄目です。この3連戦を3連勝して、優勝するという目標は絶対に達成したい。だから、まずは集まったメンバーでそこは合わせていきたいなと思います。後はそれぞれが(インターナショナルマッチウィークのある)9月やその後を見据えて戦いに来ていると思うので、高め合っていければ良いですね」
「(森保監督と)改まった話はしていないですが、とにかくキャプテンとしてコミュニケーションは取って欲しいと言われました。ピッチ内はもちろん、ピッチ外でも、選手スタッフ含めてですね。初招集の選手がいて、緊張やプレッシャーがあると思うので、できるだけほぐして、お互い知り合っていきたい。しっかり短期間でチームにならないと、勝てる試合も勝てません。だから、そこはキャプテンとして積極的にやって、周りに伝染させていきたいです」
また、今大会が多くの選手にとってチャンスになるかについては「自分は昨年ごろから代表に呼ばれるようになり、チャンスがある時もない時もありました。それでも、自分ができる最大限の準備はやってきたつもりです。今回も、誰が出場するかわかりませんが、チームを勝たせる存在になっていくと皆が考えれば、チームのためになるでしょう。そういう選手が、今後も生き残っていくと思います。そんな選手がどんどん現れる大会になれば良いですね」と自身の経験も交えて語り、「W杯を目指す選手しかここには来ていないと思います。そういう野心、ギラギラ感は常に持っていますね」と評したチームから、新たなスターの誕生に期待している。
さらに、代表に定着しつつある自身に関しては「今までは呼ばれるためどうしたらいいか考えてやってきて、実際呼ばれてチャンスを貰ったら、結果を出して自分を証明していくと考えてきました。今年もある程度コンスタントに呼んでもらい、代表に参加するなかで自信はついてきましたね。それに伴って責任というか、日々代表選手としての目線になっていて、それでまた成長の度合いが変わったなと実感しながらプレーしています。そういう積み重ねが生きてきているので、今回も自信もってしっかりとプレーしたいです」と、代表での自信を深めている姿を見せた。
17日から始まったトレーニングではリスクマネジメントを意識した練習も見られた。谷口は「それぞれ結果が欲しいという思いはあるから、いけいけどんどんになることもあると思います。その際、どこに誰を残すか考えるのは、後ろの僕らの仕事かなと。6月のキリンカップでも皆結果を残したいからどんどん前に行き、後ろがちょっと足りないなと言うシーンが何回かあったので…。その反省を含め、残すところは残すという声かけをしていきたいです。ビルドアップでボールを運びながらも、奪われたとき良いポジションをとっていれば、カウンターを未然に防げるシーンが作れるはずです。それは6月のブラジル代表戦や、強敵との対戦で感じたし、格下相手でも隙を見せないことを徹底したいですね。ブラジルは当たり前にそれをやっていたので、そういう意識づけ、癖をつけていくのは大事だと思います」と述べ、これまでの経験をトレーニングに活かしていることを明かしている。
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