チェルシー&ユーベが狙うキンペンベ、PSG残留を希望か

写真：Getty Images

今夏の移籍が噂されているパリ・サンジェルマンのフランス代表DFプレスネル・キンペンベ(26)だが、本人は残留を求めているようだ。フランス『レキップ』が報じている。

PSGのトップチームで活躍する数少ないアカデミー出身選手として、ここまで公式戦220試合に出場しているキンペンベ。現在は日本でのプレシーズンツアーに参加しており、20日の川崎フロンターレ戦を筆頭に、23日に浦和レッズ戦、25日にヴィッセル神戸戦が控えている。

一方で移籍市場でも話題の選手に。PSGとの契約を2024年まで残す中、チェルシーやユベントスが接触してきている状況だ。チェルシーでは今夏にDFアントニオ・リュディガーとDFアンドレアス・クリステンセンが退団し、ユベントスもDFマタイス・デ・リフトのバイエルン移籍が秒読みとなっている。

イギリス『デイリー・メール』は、チェルシーが4000万ポンド(約66億円)のオファーを出したと報道。ユベントスもデ・リフトの売却金を充てることができるため、PSGは交渉次第では多額の移籍金が望める。

だが、『レキップ』によれば、キンペンベ本人はPSG残留を希望しているとのこと。現状では移籍の可能性は残されているものの、説得はかなりの難易度となりそうだ。