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韓国戦で守護神務めた田中桃子、勝利掴むも「目指しているのはアジアではなく世界」と志高く

超ワールドサッカー / 2022年7月20日 18時14分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

なでしこジャパンのGK田中桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)が20日、オンラインでのメディア取材に応じた。

19日に行われたEAFF E-1サッカー選手権の初戦で韓国女子代表と対戦したなでしこ。劣勢の時間が続いたが、少ないチャンスから2ゴールを奪い切り、2-1で競り勝った。

守護神として先発し、安定したセービングを見せた田中は「しっかり勝って終われたというのは、最低限ですけど大会なので良かったと思います」と振り返りつつ、個人的な課題と収穫も挙げた。

「個人としては前半集中して入れてましたけど、小さいミスはいくつかあったなと思っています。後半に関しては失点の部分、DFに対応させるというところで後手を踏んでいた」

「ただ、シュートストップだったり、クロスの対応っていう自分の得意な部分も、今までA代表で出させてもらっていた中では一番そういうシーンが多くて、自分の良さを出せた部分もいくつかあった。個人的にはすごく充実した試合になったなとは思ってます」

また、自身初となる日韓戦の雰囲気についても、試合が始まってから実感したという田中。その中でも安定したメンタルで重要な初戦に臨めたようだ。

「個人としては相手が韓国だからというのは、そこまで深くは考えてなかったなというのが率直なところで。だけど、日韓戦っていうのは日本全体としてもライバルとの試合というところもありますし、チーム全体でも特に入りの部分で球際の強さだったりというのは、これが日韓戦なんだなと感じた部分もありました」

「ただ、相手によってやり方を変えるというのは個人的には考えていなかったので、そこはある意味平常心で臨めたのかなと思います」

さらに、「自分自身もですし、チームも世界一を奪還するというところを常に頭においてやっている」ともコメント。チームとしても個人としても高い志を示した。

「アジアの戦いで一つ収穫というかプラスの経験をできたっていうのはすごい自信にはなりましたけど、目指しているのはアジアではなく世界なので。そこを考えるともっともっとやっていかなければと感じます」

「スピード感だったり、そういうところはここで慣れないように、もっと速いスピードだったり、そういう中でもできるかどうかっていうところを、やっていくべきかなと思います」

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