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そんなことある?WAFCON準決勝、自分のPKで決着をつけた事に気付かず一瞬ポカン

超ワールドサッカー / 2022年7月21日 20時30分

写真:Getty Images

それだけ1本に集中していたということだろうか。女子アフリカ・ネーションズカップ(WAFCON)2022のPK戦で、自分のキックが勝負を決めたことに気が付いていなかったキッカーがいた。

モロッコで開催されているWAFCON2022。オーストラリア&ニュージーランド・ワールドカップ(W杯)の予選も兼ねられた大会で、自国開催となっているモロッコ女子代表は準々決勝でボツワナ女子代表を下し、初の本大会出場権を獲得した。

アストラ・ライオネセスの愛称を持つモロッコは、18日に行われた準決勝でナイジェリア女子代表と対戦。相手が2人の退場者を出して数的優位となりながらも、1-1のまま120分を終え、勝負はPK戦までもつれ込んだ。

後攻モロッコの5人目、FWローゼラ・アヤン(トッテナム/イングランド)はGKの逆を突いてネットを揺らすと、4万5000人を越す大観衆が一斉に咆哮。ナイジェリアが1本失敗していたために、これが決着のキックとなったのだが、どうやら本人だけは気づいていなかったようだ。

アヤンは一瞬ポカンとした表情を浮かべた後、なだれ込んでくるチームメイトを見て合点がいった様子。ようやく大きな喜びをあらわにした。

微笑ましい勘違いもありながら、モロッコは初の決勝進出。23日に初優勝を懸けて南アフリカ女子代表と対戦する。

【動画】自分のPKが決着をつけたことに、気付いていなかったモロッコ女子代表FW

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