ユナイテッド、PS好調のマルシャルをキープか…選手にも通達済み

写真：Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドはフランス代表FWアントニー・マルシャル(26)を新シーズンの戦力として計算しているようだ。

今年1月からセビージャにローン移籍したものの、わずか1ゴールに終わり、ひとまずユナイテッドに戻ったマルシャル。今夏も移籍が濃厚視されたが、プレシーズンではエリク・テン・ハグ新監督の下、復活を感じさせるパフォーマンスが続いている。

ここまでの3試合ではいずれもセンターFWとしてスタートから起用され、3試合連続ゴール。さらに、周囲との連動性を求めるオランダ人指揮官のスタイルを意識してか、ポストプレーでも存在感を示すなど、アピールが続いている。

移籍希望報道に揺れ、プレシーズン不参加が続くポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの去就が不透明な状況もあって、この調子が続くようであれば、センターFWの一番手として扱われる可能性もゼロではなさそうだ。

そうしたなか、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、テン・ハグ監督とクラブの上層部は今夏のマルシャル残留を希望。その決定は内部でなされ、選手にも知らされているという。

クラブ名こそ伏せられたままだが、どうやら2クラブがローンでの獲得を目指しているようだが、ユナイテッドに現時点で手放すつもりがない模様だ。