アーセナルに4発完敗のチェルシー、トゥヘル「負けるべくして負けた」
超ワールドサッカー / 2022年7月24日 13時52分
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、0-4で敗れたアーセナル戦を振り返った。
現在アメリカでツアー中のチェルシーは現地時間23日、その集大成としてアーセナルとのプレシーズンマッチに臨んだ。スタメンはDFチアゴ・シウバやDFリース・ジェームズ、MFカイ・ハヴァーツ、さらには新戦力のFWラヒーム・スターリングなど、フルスカッドに近いメンバーが顔を揃えた。
しかし、立ち上がりからアーセナルに主導権を握られると、15分にビルドアップを中断され、カウンターの餌食に。最後はガナーズ新戦力のFWガブリエウ・ジェズスに見事なループシュートを決められ先制を許す。さらに36分にはMFマルティン・ウーデゴールが決めてリードを広げられてしまう。
後半に入っても流れを変えられないチェルシーは、66分にFWブカヨ・サカに決定的な3点目を決められ万事休す。終盤には新加入のDFカリドゥ・クリバリのデビューという明るい材料もあったが、後半アディショナルタイムにはダメ押しの4点目を決められ、アメリカツアー最終戦は大敗を喫することになった。
トゥヘル監督は、チームでは多くの入れ替えがあり、戦力が整っていないことを主張した上で、現状ではアーセナルと明確な差があるとコメント。負けるべくして負けた試合だったと完敗を認めた。
「リラックスとは程遠いね。我々は負けるべくして負けた。単純に準備が整っておらず、競争力が足りていなかった」
「心配なのは、この試合に対する肉体的、精神的なコミットメントのレベルが、我々よりもアーセナルの方がはるかに高かったということだ。彼らはこの数週間、最強の布陣と体制で試合に臨んでいたように思う。プレミアリーグ開幕にぶつけようというようなラインナップだった」
「確かに我々の最強の布陣ではなかった。2週間後に準備が整うとは保証できない。なぜなら、我々には退団を考える選手、他の選択肢を探している選手がたくさんいて、退団した選手もいるからだ」
「そこで2人の質の高い選手を獲得したが、これでは競争力がない。残念ながら、今日はそれが見て取れてしまった」
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