「アルコールを甘く見ていた」飲酒運転&児童虐待で逮捕の元アメリカ女子代表GKが苦悩を明かす

写真：Getty Images

元アメリカ女子代表の正守護神だったホープ・ソロ(40)が、飲酒運転で逮捕されていたが、有罪を認めた。

かつてはアメリカ代表として活躍。その美貌にも注目が集まり、モデルを務めるなどした人気選手だった。

アメリカ女子代表として2000年から2016年までプレーし、202試合に出場。北京オリンピック、ロンドン・オリンピックでは金メダル獲得に貢献した。

しかし、引退後は問題行動が度々見られ、2014年にシアトル近郊の自宅で親戚2人を襲撃したとして、家庭内暴力の容疑で逮捕。これは後に無罪となっていた。

今年3月には、飲酒運転で逮捕され、車内で双子の息子と意識を失っているところを見つけられ逮捕。児童虐待の容疑もかけられていた。

有罪となったソロは執行猶予付きの懲役24カ月の判決を受け、30日間の活動期間はアルコール依存症の治療のために入院していた期間と相殺されるとのことだ。

イギリス『BBC』は、ソロのコメントを紹介。アルコールにより人生が壊れたと後悔していることを口にしている。

「長い道のりだったけど、少しずつ回復しているわ」

「私は母であることに誇りを持っているし、夫と2歳の双子を抱え、パンデミックの間2年以上にわたって日々過ごしてきた」

「私は誇りに思っているけど、それは信じられないほどに困難であり、大きな間違いを犯してしまったわ」

「アルコールが私の人生で、どれほど破壊的な要素になっているかを甘く見ていたの」

「このように大きな過ちを犯すと、厳しい教訓を早く学ぶことができる。この教訓を学ぶことは難しく、時にはとても苦痛だったわ」

なお、ソロは飲酒運転、逮捕への抵抗、軽度の児童虐待の罪で起訴されたものの、飲酒運転以外は却下されたという。

アメリカサッカー殿堂にも入るほどの選手。4月下旬に延期の要請を出していたが、更生してもらいたいものだ。

【写真】ホープ・ソロと双子の息子たち

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