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財政問題で3部降格言い渡されたボルドーが逆転でリーグ・ドゥ残留!

超ワールドサッカー / 2022年7月27日 21時21分

写真:Getty Images

ボルドーが逆転でリーグ・ドゥ(フランス2部)残留を勝ち取った。

フランスサッカー連盟(FFF)の執行委員会は27日、フランス国立オリンピック委員会(CNOSF)のボルドーに対する有利な裁定を受け、同クラブのリーグ・ドゥ残留を支持する評決を下した。

2021-22シーズンのリーグ・アンを最下位で終え、リーグ・ドゥ降格が決定したボルドー。

さらに、同クラブは4000万ユーロ(約55億5000万円)の赤字を抱える財政問題を理由に、フランスリーグに所属するクラブの財務状況を監視する全国経営監査委員会(DNCG)からナシオナル(フランス3部)への降格を言い渡されていた。

その後、ジェラール・ロペス会長(写真)は異議申し立てを行い、2週間に渡るDNCGやFFFとの再度のヒアリングを行い、新たな財務計画によって3部降格を回避しようと試みたものの、財務計画が十分ではないと判断され、異議申し立てが却下されていた。

それでも、クラブ清算の危機に立たされたクラブは、CNOSFへの上訴を行うと、ロペス会長が経営する『Jogo Bonito』社からの1000万ユーロ(約13億9000万円)の増資、FWセク・マーラをサウサンプトンに1400万ユーロ(約19億4000万円)と言われる移籍金で売却するなど、財政改善の具体的な動きが見られたこともあり、状況が好転。

最終的に、CNOSFからリーグ・ドゥ残留を支持する裁定が下された。これを受け、FFFもボルドーのリーグ・ドゥ残留を支持。また、DNCGは今後も定期的にクラブの財務状況を監視する要請を行うものの、FFF、CNOSFの裁定に従う構えだ。

なお、新シーズン開幕の3日前に逆転残留となったボルドーは、30日にヴァランシエンヌとのリーグ・ドゥ開幕戦に臨む。

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