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ブラジルの伝説、ザガロ氏が呼吸器感染症で入院も状態は安定

超ワールドサッカー / 2022年7月28日 13時49分

写真:Getty Images

ブラジルのレジェンドであるマリオ・ザガロ氏(90)が呼吸器感染症で入院した。『AFP通信』が伝えている。

ブラジルのリオデジャネイロにあるバラドール病院は27日、ザガロ氏が呼吸器感染症で入院したことを発表。

ただ、同病院は「装置の助けを借りずに、明快で自発的に呼吸している」と、同氏の状態が安定していることを声明の中で明かしている。

また、新型コロナウイルス感染症に関するPCR検査では陰性が確認されているとのことだ。

ザガロ氏は現役時代にフラメンゴやボタフォゴで活躍した左ウイング。1958年、1962年のワールドカップでは主力としてブラジル代表の優勝に貢献した。さらに、現役引退後は前述の古巣の監督を歴任し、1970年のワールドカップでは指揮官としても優勝を果たし、史上初となる選手、監督でのワールドカップ制覇を成し遂げる偉業を達成。

さらに、1994年大会ではアシスタントコーチとして優勝に貢献し、1998年大会ではチームを準優勝に導く手腕を発揮した。

なお、今回の入院報道を受け、元同僚であり選手、監督としての関係もあったペレ氏は、「私の偉大な友人であるザガロ、君が困難なときを過ごしていることを知っている。ただ、私が君の回復のためにポジティブなエネルギーを送っていることを知っておいてほしい」と、自身の公式インスタグラムでメッセージを送っている。

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