決勝の延長120分に迎えたカウンターのピンチ…監督がペットボトルで阻止しようとして退場

写真：Getty Images

28日に行われたモロッコ・カップの決勝戦で珍しい退場シーンがあった。

大会最多の優勝回数を誇るウィダードACとRSベルカンヌの一戦は、90分では決着がつかず、0-0のまま延長戦へと突入した。

しかし、延長戦でもゴールは生まれず、PK戦を覚悟した120分に事件が起こる。

攻め込んでいたウィダードだがゴールには繋がらず、ボールがタッチライン際へと転がる。そのままいけばベルカンヌのカウンターを受けるという場面で、ウィダードのワリド・レグラギ監督もボールに合わせてダッシュすると、ボールに向かって持っていたペットボトルを投げた。

ペットボトルはボールに当たらず、プレーに影響を与えることはなかったが、レグラギ監督は当然退席処分となった。

結局、この場面でもゴールが生まれることはなく、試合はPK戦へと突入したが、指揮官不在のウィダードは敗れている。

【動画】カウンターを防ごうとペットボトルを投げる衝撃の瞬間

Carton rouge pour Walid Regragui pour son dernier match avec le Wydad pic.twitter.com/HrKEmEBoCG

— KoraMaroc (@AtKoraMaroc) July 28, 2022