ナポリがロ・チェルソに注目、ジエリンスキ流出への備えか

写真：Getty Images

ナポリが、アルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソ(26)獲得に向けてトッテナムとコンタクトを取ったようだ。イタリア人ジャーナリストのアルフレッド・ペドゥーラ氏が報じている。

ここ数週間はフィオレンティーナからの関心が高まっているロ・チェルソ。2019年夏にトッテナムに加入したものの、レギュラー確保には至らず、ここ2シーズンはベティスやビジャレアルにレンタルしていた。

また、今夏に行われた韓国遠征のメンバーから漏れるなど、にわかに退団の可能性が高まっている中、ナポリもアルゼンチン代表MFに注目し始めたようだ。

ナポリではポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキにウェストハムから触手が伸びており、一旦は推定3200万ユーロ以上のオファーを断ったものの、相手の出方次第では放出を認めざるを得ない可能性も出てくる。

トッテナムとの接触はそれに備えるための動きで、ジエリンスキを流出してしまった場合、レンタルでの獲得を打診すると見られている。

なお、ロ・チェルソとジエリンスキの去就は、スペイン代表MFファビアン・ルイスにも影響すると指摘されており、契約が残り1年となっている同選手は、ユベントスやプレミアリーグのクラブから関心を持たれているようだ。