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札幌が後半ATのゴールで劇的ドロー!名古屋は痛恨の逃げ切り失敗【明治安田J1第23節】

超ワールドサッカー / 2022年7月30日 16時43分

明治安田生命J1リーグ第23節、北海道コンサドーレ札幌vs名古屋グランパスが30日に札幌厚別公園競技場で行われ、2-2のドローに終わった。

リーグ戦4試合勝ちがない14位の札幌は、前節から岡村、高嶺、金子に代えて福森、深井、ルーカス・フェルナンデスを起用。システムは変わらず[3-4-2-1]を採用しており、興梠がワントップを務めた。

一方、前節の川崎フロンターレ戦が中止となっていた13位の名古屋は、10日に行われた第21節の清水エスパルス戦からスタメン2枚を変更。河面と柿谷に代わり、藤井と新加入の永井が入った。システムは永井とマテウスが2トップを組む [3-1-4-2]の形となっている。

立ち上がりから名古屋が主導権を握ると、開始わずか1分で日本代表帰りの相馬がドリブルで左サイドから切り込み強烈なシュートを放つ。その後も名古屋がゴールを窺う展開が続き、10分にはマテウスのFKから稲垣がボレーシュート。アウェイチームが序盤から攻勢をかけていく。

対して、名古屋のコンパクトな守備を崩せず苦しむ札幌は、16分に左CKから田中がボレーシュートを放つ場面があったが、なかなか思うように攻撃がつながらず。一方、徐々にカウンターにシフトしていった名古屋も、ボール奪取からチャンスまでは結びつけられないシーンが多く、こう着した状況が続いた。

それでも飲水タイム明けに試合が動いた。31分、名古屋の自陣での繋ぎにミスが出ると、ボールを奪った札幌は荒野、深井、ルーカス・フェルナンデス、駒井と細かく繋ぎ、再びピッチ中央でボールを受けた荒野がボックス内に絶妙なスルーパス。これに反応した深井がGKランゲラックとの一対一を落ち着いて制し、先制に成功した。

勢いに乗る札幌は37分、興梠が独力で左サイドからボックス内にボールを運び強烈なシュートを放ったが、ここはGKランゲラックの守備範囲。追いつきたい名古屋はマテウスの個の力を活かした打開を試みるが、札幌も44分にカウンターから青木がシュートを放つなど、先制した勢いそのままにハーフタイムを迎えた。

しかし後半、48分にマテウスがバイタルエリア手前から強烈なシュートを放てば、直後の49分にはレオ・シルバのクロスに稲垣が飛び込むなど、名古屋が同点に向けて積極的な姿勢を見せる。53分には裏に抜け出したマテウスがGK菅野をかわしたが、角度がなくシュートはサイドネットを揺らすにとどまった。

また、中谷のアーリークロスに稲垣と相馬が飛び込む決定的な場面を迎えた名古屋。すると67分についに同点に追いついて見せた。内田がロングボールに抜け出し左サイドのタッチライン際で攻撃の起点を作ると、ボールはハーフスペースの永井を経由してボックス中央のレオ・シルバへ。そして、レオ・シルバはキックフェイントを交えながら落ち着いてゴール右隅にシュートを流し込んだ。

これで流れを完全に掴んだアウェイチームは、そのまま81分に逆転に持ち込む。丸山からのロングボールに抜け出した左サイドの内田が低いクロスを供給。これに反応したマテウスが味方の永木と交錯しながらも、左足で合わせてネットを揺らした。

だが、ホームでこのまま終われない札幌が後半アディショナルタイムに意地を見せた。左CKのシーン、味方の競り合いからこぼれたボールをボックス中央の荒野がシュート。これは枠に収まるかどうかというシュートだったが、ゴール前の青木が押し込んで劇的な同点弾に。

勝利を目指す札幌はその後もセットプレーからゴールに迫ったが逆転までは至らず。2-2のドローに終わっている。

北海道コンサドーレ札幌 2-2 名古屋グランパス
【札幌】
深井一希(前31)
青木亮太(後45+2)
【名古屋】
レオ・シルバ(後22)
マテウス・カストロ(後36)

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