プレシーズン終了のテン・ハグ監督「全体的に満足」 逸材ガルナチョにも言及

写真：Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督がプレシーズンを総括した。

失意の1年に終わった昨季を経て、テン・ハグ新監督の下で立て直しを期すユナイテッド。プレシーズンも去就に揺れるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがなかなか合流しなかったりと予定調和にいかなかったこともあったが、31日に本拠地で行われたラージョ・バジェカーノとのテストマッチをもって調整を終えた。

7日にホームで予定するプレミアリーグ開幕節のブライトン＆ホーヴ・アルビオン戦を待つのみとなるなか、オランダ人指揮官はラージョ戦後、クラブ公式チャンネル『MUTV』でプレシーズンの感想を求められると、概ね満足感を示した。

「全体的に見れば、プレシーズンに満足できるのは間違いない。良いプレシーズンを送れたし、良い進歩も見られたと思う。準備万全だが、まだ改善の余地もたくさんあるのはわかっている。もっと良くなっていかないとね。それはシーズン中も続くプロセス。しかし、来週は結果も大事になってくる」

「今日は経験と若さが入り混じったもので、初めての顔合わせだった選手もいるし、何が期待できるが見ておきたかった。素晴らしい姿勢だったし、共闘し合ってくれたよ。それはポジティブだ。多くのチャンスを作った一方で、チャンスも許してしまったが、あのパフォーマンスには満足しないとね」

また、「値する選手にはプレーチャンスを与えたい」と続け、鋭い仕掛けで急先鋒としての活躍が光った逸材のアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョにも期待を口にしている。

「彼はプレシーズンで実力を証明してくれた。それが今日の試合で彼がプレーした理由だ。かなり良いプレーをしてくれたし、パフォーマンスは本当に良いものだった」