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レナト・サンチェスが再びミラン移籍に接近? 一時はPSG行きに傾くも交渉進展せず

超ワールドサッカー / 2022年8月2日 15時25分

写真:Getty Images

ミランがリールのポルトガル代表MFレナト・サンチェス(24)獲得に再び前進したようだ。

昨シーズンに11年ぶりのスクデット獲得を果したミランは、今夏の移籍市場でMFフランク・ケシエが退団した中盤の強化を模索。昨季リールで公式戦31試合に出場して1ゴール5アシストの成績を残したレナト・サンチェスの獲得を目論んでいた。

しかし、選手との合意こそとりつけたものの、クラブ間での移籍交渉が停滞しているうちにパリ・サンジェルマン(PSG)が接近。ミランがようやく1500万ユーロ(約21億4000万円)の移籍金でリールと合意したときには、レナト・サンチェスがPSG行きに心変わりしていたことで獲得から一歩後退となった。

一方で、PSGもまたリールとのクラブ間交渉に苦戦。PSG側の提示した1000万ユーロ(約13億6000万円)の買い取り義務が付帯した1年レンタルというオファーをリールが受け入れず、リーグ・アン開幕を目前に控えながらいまだ合意には至っていない。

イタリア『カルチョメルカート』によると、こうした状況に業を煮やしたレナト・サンチェスは、再びミラン加入を検討し始めたようだ。すでに代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏がクラブと接触を図るなど、イタリア行きの可能性を高めている。

ただし、レナト・サンチェスは以前合意していた時よりも高額な年俸を要求。ミランがポルトガル代表MF獲得を実現するためには、再度選手と交渉する必要がありそうだ。

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