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片膝立ちポーズはもうしない? プレミアリーグ主将らが取り止めを検討

超ワールドサッカー / 2022年8月2日 18時6分

写真:Getty Images

現在プレミアリーグで、試合前の反人種差別を表す片膝立ちポーズの取り止めが議論されているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

2020年5月にアメリカで起きた白人警官による黒人男性のジョージ・フロイド氏殺害事件をきっかけに世界中で注目されることになった「Black Lives Matter」運動により、プレミアリーグでは同年6月から、各試合前に選手らが片膝をつく、反人種差別を表すジェスチャーが恒例となっている。

先日のコミュニティ・シールドでも見られたばかりだが、今週末のプレミアリーグ開幕に先だって、各クラブの主将たちの間で、このジェスチャーの継続の是非を問う会議が行われた模様だ。

片膝立ちポーズを巡っては、以前から形骸化を懸念する声が挙がっており、クリスタル・パレスのウィルフリード・ザハは、昨年3月に行われた一戦で同様のポーズをとることを拒否。徐々に懐疑的な意見が広がっていた中で、全体で初めて行動に移した選手として注目を浴びた。

各主将の中でも同様の意見を持つ選手は多いが、一方で片膝立ちを支持する者も少なくない。話し合いでは個人でジェスチャーを取るかどうかを決めるという選択肢も示されており、開幕戦となる5日のアーセナルvsレスター・シティまでに結論が出されるという。

なお、プレミアリーグはいかなる決断であっても支持する姿勢のようだ。

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