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まだ選手登録ができないバルセロナ、財政難解消のため禁断の「第4の手」を打つ可能性

超ワールドサッカー / 2022年8月4日 13時52分

写真:Getty Images

今夏の移籍市場では主役の座を担っていると言ってもいいバルセロナ。しかし、クラブはシーズン開幕に向けて大きな難題に直面している。

多くの負債を抱え、財政難に苦しんでいるバルセロナだが、今夏はFWロベルト・レヴァンドフスキ、FWハフィーニャ、DFジュール・クンデ、MFフランク・ケシエ、DFアンドレアス・クリステンセンと各国の代表選手を大量にチームに加えた。

ケシエとクリステンセン以外は移籍金を支払っての獲得となっており、財政難のクラブが行えることではないと一部からは非難を受けている状況。一方で、多額の移籍金が見込まれるMFフレンキー・デ・ヨングの売却は否定的な姿勢であり、資金がショートする可能性が高い。

さらに、ラ・リーガが定める選手の人件費の規定にも抵触。昨夏も同様の問題を抱えていたが、現状では獲得した選手たちはリーグに選手登録できず、試合で起用することが不可能となっている。

一刻も早く問題を解決しなければいけないバルセロナ。ジョアン・ラポルタ会長の考えは不明だが、クラブは1日にオーディオビジュアル部門を運営する子会社『Barça Studios』の株式24.5%を『Socios.com』に売却し、1億ユーロ(約136億円)を手にしたことを発表。また、アメリカ『Sixth Street』に向こう25年間におけるラ・リーガのテレビ放映権25%を売却。これにより、6億ユーロ(約804億円)以上と言われる当座の資金を得ていた。

選手の売却等ではなく、資産を売却して資金調達を行っているバルセロナだが、スペイン『TV3』によれば、それでも選手登録は認められない可能性があるという。その場合、新たに株式を売却する必要があるようで、その売却先候補は、すでに24.5%の株式を持つ『Socios.com』のほか、イスラエルのNFTプラットフォーム『Ownix』、加えてもう1社の3社が挙げられている。『Ownix』は以前契約を結んでいたが、2021年11月18日に解消していた。

スペイン『ムンド・デポルティボ』は、バルセロナが避けたがっていた「第4の手」も発動されなければいけない事態に直面していると指摘。ただ、この売却が進めば、レヴァンドフスキ、ハフィーニャ、クンデ、ケシエ、クリステンセンの選手登録が可能となり、また、今夏契約を結び直したFWウスマーヌ・デンベレとDFセルジ・ロベルトの登録も可能になると報じている。

また、チェルシーのDFセサール・アスピリクエタとDFマルコス・アロンソ、マンチェスター・シティのMFベルナルド・シウバの獲得も狙っているとされるが、彼らの補強にも大きく影響すると見られている。

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