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劇的展開に等々力熱狂! ジェジエウの99分のゴールで川崎Fが横浜FMに勝利!【明治安田J1第24節】

超ワールドサッカー / 2022年8月7日 21時15分

写真:©︎J.LEAGUE

明治安田生命J1リーグ第24節、川崎フロンターレvs横浜F・マリノスが7日に等々力陸上競技場で行われ、2-1で川崎Fが勝利した。

王者・川崎Fと、覇権奪還へ邁進する横浜FMによる今節最大の注目マッチ。

最近新型コロナウイルス蔓延に見舞われた川崎Fは、ベンチメンバー5人(うちGK3人)で臨んだ前節の浦和レッズ戦を3-1で落とし、同じくGK3人がベンチ入りした4日前のルヴァンカップでは、セレッソ大阪に試合終了間際にドローに持ち込まれた。

対する横浜FMはリーグ戦ではここ6試合で4勝2分けと好調。一方、ルヴァンカップでは疲労を考慮し戦力を落とした結果、広島に3-1で返り討ちにされた。

ルヴァンカップから中3日だが、互いにメンバーを落として臨んでいたこともあり、前節からのスタメン変更は2人ずつ。川崎Fは瀬古と遠野が外れ、山根とチャナティップ、横浜FMは松原と實藤に代わって小池龍太と藤田が起用された。

パスサッカーを信条とする両チームの対戦。まずは9分、家長のボックス左からのシュートでホームの川崎Fが相手を牽制。続く14分には、左サイドのマルシーニョの横パスをボックス手前の脇坂がダイレクトで狙うが、惜しくも左に外れた。

良い入りを見せた川崎F。25分にそのまま押し切った。谷口が最終ラインから右サイドへロングボールを送ると、山根はこれをダイレクトで折り返す。最後はゴール前でワンバウンドしたボールをレアンドロ・ダミアンが上手く頭で押し込み、J1通算50得点目とした。

飲水タイムを挟んで再開された直後、横浜FMにアクシデント。レアンドロ・ダミアンと接触した西村が右足を痛めて負傷交代。担架でピッチ外へ運ばれ、マルコス・ジュニオールと交代となった。

ここまでチーム内2位の8ゴールで攻撃を牽引してきた西村のケガは気がかりなところだが、徐々にゴールに迫る頻度を上げていく。一方でなかなかシュートまで持ち込めず、このまま前半を終えるかに思われたアディショナルタイム3分、トリコロールのカウンターが炸裂する。

川崎Fのクロスをはね返し、自陣中央でセカンドボールを拾ったエウベルが味方とのワンツーで前進。ドリブルで相手を躱しながらピッチ中央を駆け上がり、前方を走る仲川へスルーパスを通す。橘田と競り合っていた仲川はワンタッチで上手くマークを剥がすと、最後はチップキックでGKチョン・ソンリョンの壁を抜いた。

同点で迎えた後半戦。互いに相手の長所を消し合い、試合は渋い内容に。その中で65分、横浜FMは味方のパスをワンタッチではたいたエウベルのパスから喜田がボックス左に侵入。トラップで相手を躱し、巧みに左足のシュートに運んだが、惜しくも右ポストに嫌われた。

肝を冷やした川崎Fもその直後、右CKで脇坂が上げたクロスをジェジエウがヘディングシュート。DFにブロックされたところを今度はマルシーニョが狙うが、ここもDFのブロックに遭い得点ならず。

その後、主審が足を痛めて交代する珍事もあり、数分間の中断を挟んで再開された直後、今度は横浜FMの喜田が足を攣って交代に。

追加タイムは8分。何かが起きるには十分すぎる時間のなかで、横浜FMは95分、味方の横パスをレオ・セアラが巧みなタッチで裁き、ボックス右からシュートへ。しかし、ここは角度が小さかったこともあり、外側のサイドネットを叩く。

一方の川崎Fは、足を攣ったジェジエウを前線に配置するパワープレーを決行。すると99分、右サイドの高い位置を取った家長から左足のクロスが入ると、合わせたのはそのジェジエウ。岩田に競り勝ち、強烈なヘディングシュートを叩き込んだ。

この劇的な展開に等々力は大熱狂。興奮冷めやらぬまま試合終了を迎え、川崎Fが2試合ぶりの勝利を手にした。

川崎F 2-1 横浜FM
【川崎F】
レアンドロ・ダミアン(前25)
ジェジエウ(後54)
【横浜FM】
仲川輝人(前48)

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