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アフリカ・スーパーリーグ構想が発表へ! 賞金総額は1億ドルに

超ワールドサッカー / 2022年8月10日 13時37分

写真:Getty Images

10日にアフリカ・スーパーリーグ構想が明かされることになるようだ。『ロイター通信』が報じている。

アフリカサッカー連盟(CAF)のパトリス・モツェペ会長は、賞金総額1億ドル(約135億円)を約束した、アフリカ・スーパーリーグ構想を10日に発表する予定であることを明らかにした。

このプロジェクトは、2020年初旬に国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長によって初めて提案されて以来、準備が進められてきたという。

モツェペ会長は、CAFチャンピオンズリーグの優勝チームが250万ドル(約3億3700万円)の賞金を稼ぐアフリカのサッカー界において前代未聞のスポンサーシップと収益還元を約束。

これにより、参戦クラブはヨーロッパ並みの給料を支払うことができ、優秀な選手を確保することができると、これまで主張を続けてきた。

『ロイター』は関係者筋から得た情報として、このアフリカ・スーパーリーグは、昨年失敗に終わったヨーロッパ・スーパーリーグ計画のネガティブな印象と切り離すため、アフリカン・フットボールリーグという呼称を使用し、来年8月に24チームが参加しスタートする予定だという。

賞金総額は1億ドルで、優勝チームには1160万ドル(約15億6000万円)が支払われる予定だという。また、CAFは同リーグの収益から毎年100万ドル(約1億3500万円)をアフリカの各サッカー協会に支払う意向だ。

現時点でCAFがクラブリストを最終決定したかどうかは不明だが、16カ国のクラブが参加し、1カ国あたり最大3クラブまでとなるようだ。

レギュラーションに関しては、8クラブずつ3グループに分かれてグループリーグを戦い、その後、グループリーグを突破したクラブがワイルドカードを含むアメリカ方式のプレーオフに移行する予定だ

また、CAFチャンピオンズリーグに関しては今後も継続する予定だが、現行のグループリーグ方式を廃止し、ホーム&アウェイ方式のノックアウト方式に戻す計画もあるという。

なお、現時点では南アフリカのプロサッカー選手組合だけが、この計画に反対の姿勢を示しているが、それ以外は概ねアフリカ・スーパーリーグに賛同の意思を示している模様だ。

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