「それはあなたの推測であって…」 C・ロナウドの移籍懇願報道をユナイテッド監督が正す

写真：Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督がポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(37)の退団要求報道を正した。アメリカ『ESPN』が報じている。

12年ぶりのカムバックを果たした昨季からチーム最多の公式戦24ゴールを決め、健在ぶりをアピールをC・ロナウド。だが、ユナイテッドはプレミアリーグ6位フィニッシュでチャンピオンズリーグ出場権すら掴めず、C・ロナウドは移籍を懇願したといわれる。

プレシーズンも家族の事情を理由にその大半を棒に振り、その間に売り込みの噂が立ったが、高額な給与が足かせとなり、去就がはっきりすることなく、今季がスタート。イギリス『サン』ではチーム内で高まる反感もまことしやかに取り沙汰されている。

13日に行われるプレミアリーグ第2節のブレントフォード戦に先立ち、会見に出席したテン・ハグ監督はC・ロナウドの退団懇願を問われると、「それはあなたの推測であって、ロナウドが私に言っていることじゃない」ときっぱり。さらに、こう続けた。

「私は我々が持つ選手たちをやりとりしながら、彼と今季のプランを立てている」

「我々は彼と一緒で満足しているし、彼をチームにフィットさせていかないといけない」

「彼は我々が期待する働きをするため、正しいフィットネスレベルに達する必要がある」

「どの会見でも、私は彼が我々のプランに入っているのを認めている。我々は彼とプランを立て、彼中心の計画だってある」