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シーソーゲームを制したのは広島、松本のJ1初ゴールなどでACL圏肉薄! 柏は5試合ぶりの黒星で連勝止まる【明治安田J1第25節】

超ワールドサッカー / 2022年8月14日 20時40分

写真:©︎J.LEAGUE

明治安田生命J1リーグ第25節、柏レイソルvsサンフレッチェ広島が14日に三協フロンテア柏スタジアムで行われ、3-2でアウェイの広島が逆転勝ちを収めた。

前節、京都サンガF.C.とのアウェイゲームで劇的な逆転勝ちを収め、4連勝と好調の柏は決勝点を決めた武藤が4試合ぶりに先発復帰。細谷と2トップを組んだ。

関東でのアウェイ3連戦目を迎える広島は、準決勝進出を決めた水曜日のYBCルヴァンカップ横浜F・マリノス戦と10人が同じメンバーに。負傷した塩谷に代わって3バックの右は野上が務め、鹿島アントラーズ戦でJ1初ゴールをマークした川村が左ウイングバックに入った。

失点の少ない両チームだったが、試合は早々に動く。4分、広島はボックス右角付近でFKを得ると、野津田のスピードのあるクロスにナッシム・ベン・カリファ。高橋のマークに遭いながらもヘディングをねじ込んだ。

先手を取られた柏だったが、起点を作らせない守備からセカンドボール争いを制してリズムを作ると、攻撃にもテンポが生まれてシュートまで至るシーンが増加。細谷が自陣でボールを受けると、パスコースを探しながら長い距離を持ち上がり、ボックス左から縦に仕掛けて左足のフィニッシュは左ポストを叩いた。

16分には椎橋のミドルでゴールに迫れば、23分にはシンプルな攻撃で武藤のクロスに細谷がヘディングと、試合の主導権を握って攻勢を強める。

守勢に回った広島にはアクシデントも発生。川村が頭を押さえてピッチにうずくまり、担架で運ばれることに。脳震とうの疑いがあると判断され、飲水タイム明け後の32分に急遽藤井が投入された。柏もこのタイミングで土屋から戸嶋へスイッチした。

依然としてペースを握る柏は41分に試合を振り出しに戻す。中盤で椎橋が縦パスを入れると、ボックス手前で受けた小屋松は素早くターンして小さく左斜め前へ。武藤が右アウトサイドでのトラップから素早く右足を振り抜き、コントロールショットを右隅に沈めた。

ハーフタイムに選手交代を行った広島は、ベン・カリファに代わって入ったドウグラス・ヴィエイラが後半開始早々いきなりのフィニッシュを見せるも、次の1点は思わぬ形でホームチームに入る。

ボックス右から川口がグラウンダーのクロスを送ると、荒木のクリアが松本に当たって跳ね返り、再び荒木の元へ。背後に細谷がいたために急いたキックとなると、これが自陣ゴールネットを揺らし、47分にオウンゴールで柏が逆転に成功した。

それでもファイティングポーズを崩さない広島は62分、柏好文が森島とのワンツーを経てボックス左から右足アウトサイドで折り返すと、中央の満田は収め切れずも、こぼれ球をドウグラス・ヴィエイラが回収。落としに反応した松本がペナルティアーク内右から右足でグラウンダーのシュートを左隅へ流し込み、J1初ゴールで同点とする。

さらに攻勢を強めた6分後には、右サイドの敵陣中央でボールを持った藤井がこれまでのように縦勝負ではなく、カットインから左足でクロス。これが飛び込んだドウグラス・ヴィエイラの頭を越えてそのままゴール左へ吸い込まれ、一気に試合をひっくり返した。

ゲームは中盤での争いが熱を帯び、激しいコンタクトプレーが増加する展開に。攻撃の手を緩めない柏は終了間際にボックス内で細谷が倒されるも、ファウルはなし。際で守り切った広島がシーソーゲームを制して2連勝を飾り、3位に後退した柏へ勝ち点「1」差に迫った。

柏レイソル 2-3 サンフレッチェ広島
【柏】
武藤雄樹(前41)
OG(後2)
【広島】
ナッシム・ベン・カリファ(前4)
松本泰志(後16)
藤井智也(後22)

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