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ディバラ&ワイナルドゥムがデビューのローマがウノゼロで白星発進!《セリエA》

超ワールドサッカー / 2022年8月15日 5時40分

写真:Getty Images

2022-23シーズンのセリエA開幕節、サレルニターナvsローマが14日にスタディオ・アレーキで行われ、アウェイのローマが0-1で勝利した。

昨シーズン、ジョゼ・モウリーニョを招へいしたローマは、悲願のトップ4こそ逃したものの、6位フィニッシュと共にヨーロッパ・カンファレンスリーグ初制覇を成し遂げた。

そして、モウリーニョ体制2年目で更なる躍進を期すジャッロロッシは、今夏の移籍市場でディバラ、マティッチ、ワイナルドゥムなど百戦錬磨の実力者を補強。現有戦力の維持にも成功し、スクデット争いの有力候補の一角に浮上した。

昨季17位のサレルニターナのホームに乗り込んだ開幕戦では、マンチーニ、スモーリング、ペッレグリーニ、スピナッツォーラなど昨季の主力に加えて、ディバラがスタメンで公式戦デビュー。“ラ・ホヤ”はエイブラハム、ザニオーロと共にトリデンテの一角に入った。

立ち上がりからエンジン全開のローマは、開始4分にボックス内へ抜け出したザニオーロにいきなり決定機も、ここはシュートを枠の右に外してしまう。さらに、直後の10分にはマンチーニのフィードに抜け出したザニオーロに再び絶好機も、今度は相手GKの好守に阻まれる。

早い時間帯の先制を逃したアウェイチームは、徐々に相手に押し返される。18分にはボナツォーリに鋭いシュートを打たれるが、ここはGKルイ・パトリシオのビッグセーブで事なきを得る。

前半半ばを過ぎると、試合は徐々に膠着状態へ陥る。それでも、セントラルMFにペッレグリーニ、前線にディバラやエイブラハムと圧倒的な個を誇るローマは、多くのフィニッシュのシーンを作り出す。すると、33分には波状攻撃からペナルティアーク付近でこぼれ球に反応したクリスタンテが左足で放ったグラウンダーシュートがゴール前の密集でDFに当たってコースが変わってゴール右隅のコースに決まった。

クリスタンテのゴールで先手を奪ったローマは、前に出てきたホームチームの攻撃を受け止めながら得意のカウンターを繰り出す。44分にはザニオーロの見事な局面打開からのスルーパスに抜け出したディバラにGKと一対一となる絶好機が訪れるが、冷静にコースを狙ったシュートは右ポストを叩く。さらに、エイブラハムとザニオーロがこぼれ球に詰めたが、決め切ることはできなかった。

1点リードで試合を折り返したローマは、後半に入って前がかるサレルニターナにやや押し込まれる入りを強いられる。そのホームチームは早い時間帯のゴールを目指し、切り札のリベリを投入。アタッキングサードでのアイデアとクオリティを加える。

粘り強く守って序盤の守勢を凌いだローマはここから攻勢を強める。57分にはスピナッツォーラのスルーパスに抜け出したディバラがボックス左に抜け出してチップキック気味のシュートでゴールを狙うが、ここは角度がなく枠の右へ外れる。さらに、個人技やコンビネーションで再三相手ボックス内への侵入を見せるが、最後のところでうまくいかない。

最少得点差の状況が続く中、モウリーニョ監督は後半半ばを過ぎてエイブラハム、ザニオーロを下げてディバラに続きマティッチ、ワイナルドゥムをデビューさせる。この交代でディバラが最前線に入り、ペッレグリーニとワイナルドゥムが2シャドーを構成する形に。

ウノゼロでの逃げ切りを意識しつつ、カウンターでトドメの2点目を狙うローマは86分、マティッチのスルーパスに抜け出したディバラのラストパスからワイナルドゥムがゴールネットを揺らすが、新戦力3人が絡んだフィニッシュはディバラの抜け出しのタイミングでオフサイドを取られてしまった。

それでも、このまま冷静に時計を進めてウノゼロ完遂のローマが開幕戦を白星で飾った。

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