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土壇場ドローに終わったトゥヘル監督が判定に不満止まらず「いつから相手の髪を引っ張ってよくなった?」

超ワールドサッカー / 2022年8月15日 12時26分

写真:Getty Images

チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、チェルシー戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

チェルシーは14日、プレミアリーグ第2節でトッテナムをホームに迎えた。19分には左CKからセネガル代表DFカリドゥ・クリバリが見事なボレーシュートを決め、移籍後初得点を記録。しかし、68分に同点弾を許すと、77分にはイングランド代表DFリース・ジェームズの勝ち越しゴールが生まれるも、後半アディショナルタイムにセットプレーから痛恨の失点を喫し、2-2のドローに終わった。

チャンスの数で圧倒しながらも1ポイントの獲得に留まったが、トゥヘル監督は試合後、選手達の戦いぶりを評価した。

「選手たちはこの試合に向けてどんな努力をしたかを理解している。精神的にも肉体的にも、我々はとてもシャープで、完全に流れを掴んでいた」

「我々は素晴らしい試合をした。エバートンとの初戦から向上したと思う。選手たちが報われないのはとても残念だ」

また、1失点目における相手MFピエール・エミール・ホイビュアのシュートの場面では相手FWリシャルリソンがセネガル代表GKエドゥアール・メンディの視界の妨げとなるも、オフサイドの判定はなく、後半アディショナルタイムのセットプレー時にはスペイン代表DFマルク・ククレジャが相手DFクリスティアン・ロメロに髪を引っ張られていたが、ノーファウルというシーンも。同指揮官もこういった場面に言及し、判定への不満を語った。

「監督としてのキャリアの中で、最後の最後で追いつかれるということはよくあることだ。その逆で試合終盤に勝ち点を奪うということも、うまくいけばシーズン中にあるだろう。だが、VARがある以上、イレギュラーなゴールが許されることはありえない。許されないことだ」

「もちろん判定には不満がある。それはファンも、ドレッシングルームにいる人間全員も同じだろう。最初のゴールがオフサイドでないことは理解できないし、いつから選手が相手の髪を引っ張っても、ピッチに残ってよくなったのかというのも理解できない。説明のしようがないし、受け入れたくもない。言葉もない。2失点ともに成立してはならないし、そうすれば公平な結果になる」

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