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ナポリ、開幕戦でド派手に5発大勝もスパレッティは達観「未熟さを露呈した」

超ワールドサッカー / 2022年8月16日 14時23分

ナポリのルチアーノ・スパレッティ監督が、セリエA開幕戦の大勝を振り返った。イタリア『メディアセット』がコメントを伝えている。

週末に開幕した2022-23シーズンのセリエA。15日に昨季9位のヴェローナと対戦したナポリは、序盤から高いポゼッションでもって圧倒する中で、予想外にセットプレーから先制される展開に。それでも8分後に新加入のFWクヴィチャ・クワラツヘリアのヘディングシュートで同点とすると、前半アディショナルタイムにはFWビクター・オシムヘンのゴールで逆転に成功する。

後半立ち上がりに出鼻を挫かれ再び同点となったナポリだが、そこからゴールラッシュが始まる。まずは55分、クワラツヘリアのスルーパスに抜け出したMFピオトル・ジエリンスキが勝ち越し弾。65分には、MFスタニスラブ・ロボツカがドリブルでスルスルとゴール前に侵入し、そのままネットを揺らした。

そして79分にFWマッテオ・ポリターノが締めの5点目。複数失点は懸念材料だが、それを補って余りある攻撃力で見事に開幕戦を白星で飾った。ただ、スパレッティ監督は現実を直視している様子。試合後は反省点を強調するコメントを残していたようだ。

「これは予想のつく試合ではなかった。結果的に綺麗に勝ったとはいえ、我々は時折、未熟さを露呈してしまう時間帯やプレーがあった。選択を間違い、ボール保持を諦め、かなり劣勢だった場面もあった。本来我々が持っている優れた品質を早急に引き出す必要があった」

「この1週間、選手たちの熱心な姿を見ていたため、良いパフォーマンスを見せてくれるだろうと思っていた。ただ、もっとペースを上げて、相手を苦しめることも必要だ」

一方、スパレッティ監督はこの試合でナポリでの公式戦デビューを果たしたクワラツヘリアと、DFキム・ミンジェにも言及。一定の満足感を示しながらも、さらなる成長に期待した。

「キムは完璧で豪華で、時々クリバリが帰ってきたかのようなパフォーマンスを見せていた。クワラは気負い過ぎていた。彼は今日よりももっと上手くやれる。相手のマンマークに少し苦しめられていたみたいだが、彼のような選手はフリーになる動きに長けているはずだ」

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