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移籍望まぬオーバメヤンとチャビ監督、しかしクラブは売却進める可能性…チェルシーは41億円の要求を飲む?

超ワールドサッカー / 2022年8月17日 23時30分

写真:Getty Images

チェルシーは本気でバルセロナの元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(33)を獲得する気のようだ。

今夏の移籍市場でチェルシーがストライカーを熱望しており、その中の候補として挙がっていたオーバメヤン。しかし、本人は移籍の意思を示さず、バルセロナでのプレーを望んでいることを主張していた。

しかし、そのオーバメヤンを手放したいのはバルセロナ。財政問題を解決し、サラリーキャップの制限を守らなければいけないクラブは、子会社の株式売却などでなんとか資金を集め、今夏獲得した選手たちを登録したが、全ての問題は解決しておらず、更なる補強、さらにフランス代表DFジュール・クンデの登録を行わなければいけない。

そのバルセロナが打てる次の手は、やはり選手の売却。その中でのトップに立っているのがオーバメヤンだという。

2022年1月にアーセナルと契約を解除してバルセロナに加入したオーバメヤン。半年間で23試合に出場し13ゴール1アシストを記録。今シーズンは背番号を「17」にし、意気込み新たにシーズンに臨もうとしているところだ。

ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキという強力なライバルが加入し、ポジションは危うくなっているオーバメヤンだが、チャビ・エルナンデス監督もチームの戦力として重要であると認めている。

ただ、クラブとしてはチェルシーが興味を示しているため、売却する方が賢明だと考えている状況。フリーで獲得した選手から利益を大きく得ようとしている。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、チェルシーのオーナーを務めるトッド・ベーリー氏がオーバメヤンの代理人との会合を予定しているとのことだ。

さらに、バルセロナは約3000万ユーロ(約41億3000万円)をオーバメヤンの移籍で得ようとしているようだが、個人の条件を含めて明確になった場合、ベーリー氏はオファーを出して移籍をまとめようとするとしている。

本人、そして監督が望んでいない状況での移籍は非常に難しいものとなるが、バルセロナとしては選手を手放さなければ救われない状況。果たしてどのような結末を迎えるだろうか。

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