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ユナイテッド&バルサがリヨンの逸材SBに関心か?

超ワールドサッカー / 2022年8月19日 1時30分

写真:Getty Images

リヨンのU-21フランス代表DFマロ・グスト(19)にマンチェスター・ユナイテッドとバルセロナが関心を示しているようだ。フランス『レキップ』が報じている。

ユナイテッドはDFアーロン・ワン=ビサカのクリスタル・パレス復帰が迫っている上、DFジオゴ・ダロトがエリク・テン・ハグ監督の要求を満たすことができず、右サイドバックは市場閉幕までの補強ポイントに挙がる。

一方、バルセロナはチェルシーDFセサール・アスピリクエタの獲得に失敗したことで、同じく右サイドバックは補強ポイントとなっており、今後DFセルジーニョ・デストを放出し、新たなラテラルの獲得に動く可能性が指摘されている。

『レキップ』によると、その両クラブは過去にパリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティも関心を示したグストの獲得に動いているという。

2016年からリヨンのアカデミーに在籍しているグストは、キャリア初期は攻撃的MFやセントラルMFでプレーしていたが、数年前に右サイドバックへコンバート。2021年1月のサンテチェンヌ戦でトップチームデビューを飾ると、昨シーズンから新指揮官に就任したピーター・ボス監督の下ではキャプテンのDFレオ・デュボワとのポジション争いを制し、公式戦37試合5アシストの数字を残した。

179cmとサイズは平均的もフィジカル能力が高く、攻守両面で簡単に当たり負けしない対人能力に加え、中盤出身の選手らしい視野の広さ、パス精度を生かした組み立ての能力。アタッキングサードでの果敢な仕掛けや高精度のクロスと、19歳ながら総合力の高さが光る。ポジショニングや守備時の判断に磨きをかければ、レ・ブルー入りも十二分に可能なポテンシャルの持ち主だ。

リヨンは2024年まで契約を残す逸材の売却に否定的な姿勢を見せているが、断れない金額のオファーが届いた場合、売却に踏み切る可能性は十分にあるようだ。

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