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「悔しい気持ちでいっぱい」公式戦4連敗…歴史変えられずラウンド16敗退の横浜FM・マスカット監督「学ぶ部分もあった」

超ワールドサッカー / 2022年8月19日 9時30分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット監督が、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022・ラウンド16のヴィッセル神戸戦を振り返った。

18日、ACL2022が再開。ラウンド16から準決勝までは日本での開催となり、Jリーグ勢同士の対戦となった。

明治安田生命J1リーグでは首位に立つ横浜FMと、プレーオフ圏の16位に低迷する神戸の対戦。一発勝負とは言え、リーグ戦の状態から見ても横浜FMが勝ち上がると予想された中、試合は意外な展開で進む。

開始7分にスルーパスに反応した飯野七聖がシュートを沈めて神戸が先制。しかし、9分に右サイドからの仲川輝人のクロスを西村拓真がニアサイドでダイビングヘッド。これが決まりすぐに追いつく。

しかし、31分にVARが介入した結果、神戸がPKを獲得。これを佐々木大樹が決めて神戸リードで前半を終える。

後半に入っても横浜FMが攻め込む時間が長くなる中、なかなかゴールを割れないでいると80分に一瞬の隙をつかれて小田裕太郎にゴールを許し2点差に。89分にアンデルソン・ロペスが1点を返すも、あと1点が遠く神戸が勝利した。

またしてもラウンド16という壁を突破できなかった横浜FM。マスカット監督は、試合後の記者会見で悔しさをあらわにした。

「敗退してしまい悔しい気持ちでいっぱいだ。前半は、自分たちがアプローチしたかったことをなかなかピッチ上で表すことができなかった。自分たちがやりたかったサッカーを見せながら、良い同点ゴールが生まれたが、PKは仕方なかった」

「後半に入って、ようやく自分たちのサッカーをやれていたし、アグレッシブさという部分でも本当に見せてくれたと思う。交代のところもアグレッシブな選手を投入し、最後の最後まで選手たちが諦めない姿勢を見せてくれた。ただ、終わってみれば敗退。悔しい気持ちでいっぱいだ」

これで公式戦4連敗。そのうちカップ戦が3試合と、リーグとは打って変わって結果を残せていない。

この試合も外国人枠の制限がJリーグと異なるために3人しか起用できず、選手起用についても先を見据えれば連戦となるだけに、監督の判断が重要となっていた。

最終ラインには畠中槙之輔と實藤友紀というリーグ戦でもあまり多くない組み合わせをチョイスした。また、マルコス・ジュニオールもベンチから外すなど、ベンチメンバー含めて普段とは違う状態で臨んだことについても言及した。

「我々は、常日頃から選手たちの分析をしながら準備をしている。練習のメニューにしても、次の相手に対してどのように準備をしていくかというところを毎回取り組んでいる。そのなかで、實藤は準備ができているから起用した」

「相手を分析しているなかで、クロスやロングボールに対応するために、畠中と實藤の2センターバックを起用した。後半に入り、少し流れを変えてもっと前に行くために、中盤に藤田を入れた。西村も攻撃のときはトップ下になったり、守備のときは[4-4]のラインに入ったりとやり方を変えた」

これで残すタイトルはリーグ戦のみ。短期間で2つのタイトルを手放すことになってしまった。リーグ戦で調子の出ない相手にも敗れることになったが、その理由については「自分たちがボールに対してプレッシャーに行かなければならなかった中で、そのプレッシャーに甘さが出た」とコメント。ただ、神戸の実力も評価し「もちろん相手も個の部分で上手い選手は本当多いチーム。そこは尊重するべき部分はあるし、彼らも決して簡単な相手ではない。自分たちがこの試合で得たものを次に向けてしっかり力にしなくてはいけないと思うし、学ぶ部分もあった」と、残りのリーグ戦10試合に向けて、気持ちを新たに臨むことになりそうだ。

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