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ローマがスペツィアDFキヴィオルに関心か? モウも高評価の多才な左利き

超ワールドサッカー / 2022年8月20日 8時0分

写真:Getty Images

ローマが、スペツィアのポーランド代表DFヤクブ・キヴィオル(22)に興味を示しているようだ。

今夏の移籍市場で手薄なセンターバックの補強を目指しているローマ。ここまではドルトムントを退団してフリーのDFダン=アクセル・ザガドゥや、マンチェスター・ユナイテッドDFビクトル・リンデロフ、トッテナムDFジャフェット・タンガンガ、チェルシーDFトレヴォ・チャロバーへの関心が伝えられる。

その獲得候補に新たに名を連ねたのが、スペツィアの若き主力DFのようだ。

ポーランド生まれもスロバキアのシュポルト・ポドブレゾバ、ジリナでキャリア初期を過ごしたキヴィオルは、昨夏にスペツィアへ加入。初挑戦のセリエAではチアゴ・モッタ監督の採用する特殊な戦術に適応し、本職はセンターバックながらも守備的MFを主戦場に22試合に出場した。

189cmの左利きのDFは身体能力が非常に高く、守備面ではアグレッシブ且つ正確なスライディングを特長を持つ。また、スペツィアのチーム事情はあったものの、現役時代に同じ左利きの守備的MFとして活躍したモッタ監督が中盤で起用し続けたように、戦術眼と高精度のキックを生かしてパスの散らし役としても存在感を発揮していた。

イタリア『コリエレ・デラ・セーラ』によると、ジョゼ・モウリーニョ監督はキヴィオルを高く評価しており、獲得に興味を示しているという。

移籍金に関しては1000万ユーロ(約13億7000万円)程度が必要になると思われるが、ローマはMFクリスティアン・ヴォルパートか、DFフィリッポ・トリピの若手逸材のいずれかの貸し出しを交渉に組み込んで、移籍金の減額を図る考えも持っているようだ。

なお、キヴィオルに関してはウェストハムやミランなどからの関心も伝えられていたが、現時点では具体的な動きはないという。

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