チェルシーとトゥヘル監督が契約延長に向けて交渉スタート！「私がここでどれほど幸せかわかっているはず」

写真：Getty Images

チェルシーがトーマス・トゥヘル監督(48)と契約延長に向けて交渉をスタートさせたようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

昨年1月にフランク・ランパード監督に代わって就任したトゥヘル監督。前任者が志向した4バックから3バックへ移行すると、攻守にダイナミズムが生まれ、堅守速攻のチームに生まれ変わった。

すると、同シーズンのチャンピオンズリーグでは決勝トーナメントでマドリー勢やマンチェスター・シティを下しビッグイヤーを獲得。就任から半年で大仕事をやってのけた。

2年目の昨シーズンは攻撃に停滞感が漂い、勝ち切れない試合は少なくなかったものの、概ね安定した成績でプレミアリーグでは3位フィニッシュ。また、ともにリバプールに敗れたものの、FAカップとEFLカップでは決勝に進んだ。

現状で2024年まで契約を結んでいるチェルシーとトゥヘル監督だが、トッド・ベーリー氏率いる新オーナー陣がドイツ人指揮官を高く評価しているようで、すでに交渉に入っている模様。

トゥヘル監督も「交渉はしている」と認めた上で、「しかし、我々が今どういう立場なのか、移籍市場の最中という状況を考えると、今はチームの競争力を高めることに集中するのが一番だと思っている」と、現場にフォーカスすることtが最優先であると主張。

ただ、契約延長に向けては「私がここにいられてどれほど幸せか、どれほどここが好きかわかっているはずだ」と、前向きなコメントを残している。