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鳥栖が福田の2Aで逆転勝利!札幌は興梠のゴール活かせず痛い連敗に…【明治安田J1第26節】

超ワールドサッカー / 2022年8月20日 16時32分

写真:©︎J.LEAGUE

明治安田生命J1リーグ第26節、北海道コンサドーレ札幌vsサガン鳥栖が20日に札幌ドームで行われ、アウェイの鳥栖が2-1で勝利した。

前節ヴィッセル神戸に敗れた札幌は、宮澤と深井に代えて福森、ガブリエル・シャビエルを起用。システムは変わらず[3-4-2-1]を採用しており、引き続き興梠がワントップを務めている。

一方、前節名古屋グランパスと引き分けてここ5試合で4つ目のドローとなった鳥栖。前節からスタメンに1枚変更があり、札幌からレンタルで加入している岩崎に代わって小泉が入った。システムは [3-1-4-2]から変わらず、本田と宮代が2トップを組む形となっている。

987日ぶりに声出し応援が解禁となった札幌ドームでの一戦、序盤から目まぐるしく攻守が入れ替わる展開となると、10分にボックス手前で札幌がFKを獲得。名手福森が壁の下を狙うもブロックされ、こぼれ球にルーカス・フェルナンデスが反応したが福田の好守備によって阻まれた。

続く15分には小柏のクロスからガブリエル・シャビエルが絶妙なスルーパスを出したものの、興梠のシュートはわずかに枠外に。守勢に回った鳥栖も18分には右サイドで得たFKから札幌ゴールを脅かすが、こちらもゴールまでは至らない。

攻勢の札幌は21分、中央でボールを奪った駒井が右サイドの小柏に展開。小気味良いドリブルで切り込んだ小柏が低く速いクロスをボックス内に送ると、ファーサイドに走り込んでいた興梠が落ち着いて流し込み先制点を記録した。興梠はこれでJリーグ通算161ゴール目となり、佐藤寿人氏の持っていた歴代2位の記録に並んだ。

リードを許した鳥栖はサイド突破からチャンスを狙うが、札幌も集中した守備で隙を作らず。逆に前がかりとなった相手に興梠を起点としてチャンスを作ると、34分に田中駿のスルーパスを受けた小柏がボックス内でのターンからシュートを狙うも、これはGK朴一圭がブロック。それでも43分に再びカウンターから相手ゴールを脅かすシーンを作るなど、札幌は最後まで良いリズムに乗ったままハーフタイムを迎えた。

後半、追いつきたい鳥栖は本田に代えて垣田を投入すると、積極的な入りを見せる。48分に左サイドで粘ったジエゴから宮代にボールが渡ると、ボックス中央で相手DFをかわしてシュートを放ったが惜しくも枠外に。直後には垣田が続けざまにシュートを放つなど、鳥栖が主導権を握る時間が続いた。

押し込まれる札幌は、55分に小柏と興梠に代えて青木と新戦力であるキム・ゴンヒを投入。すると1分後には右サイドを抜け出したキム・ゴンヒが巧みにボールを収めてボックス中央にラストパスを送るなど、早速存在感を発揮。この交代によってペースを取り戻した札幌は、60分に高嶺がシュートを放つもこれは大きく枠外に逸れた。

後半開始直後の勢いはやや失っていた鳥栖だが、再びエンジンを点火させて攻勢を仕掛けると、64分同点に追いつく。右サイドのCKはクリアされるも、すぐさまこぼれ球を回収。バイタルエリア中央でボールを受けた福田からのクロスにファン・ソッコが頭で合わせると、ボールはふわりと弧を描いてゴールに吸い込まれた。

同点に追いつき勢いに乗る鳥栖は70分、札幌のクリアボールを拾った福田が右サイドから仕掛けファーサイドへクロス。ボックス内で待ち構えていたジエゴが打点の高いヘディングシュートを叩き込み、逆転に成功した。

終盤にかけてやや足が止まり始めた札幌も、85分には高嶺の背後を狙った浮き球に走り込んだ駒井がシュートを放つも、GK朴一圭に防がれ同点ゴールとはならず。アディショナルタイムには再び高嶺からのボールに反応した駒井がダイビングヘッドを狙うが、これもGK朴一圭のビッグセーブに遭い決め切れず、そのままタイムアップを迎えた。

逆転勝利を収めた鳥栖はこれで5試合負け無し。一方の札幌はホームの歓声を力に変えることができず、残留争いに向けて痛い連敗となった。

北海道コンサドーレ札幌 1-2 サガン鳥栖
【札幌】
興梠慎三(前21)

【鳥栖】
ファン・ソッコ(後19)
ジエゴ(後25)

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