アヤックスFWアントニーに練習欠席の不穏な動き、クラブがユナイテッドのオファー蹴った翌日

写真：Getty Images

アヤックスのブラジル代表FWアントニー(22)に移籍を予感させる動きがあったようだ。

今夏、マンチェスター・ユナイテッドと紐づく報道が加熱するアントニー。つい先日にユナイテッドから再挑戦となる移籍金8000万ユーロ(約109億9000万円)の入札があったが、アヤックスは改めて突っぱねたといわれる。

アヤックスの気概を感じるニュースだったが、オランダ『De Telegraaf』によると、アントニーはクラブがユナイテッドのオファーを蹴った翌日の19日、理由不明ながら、練習場のピッチに姿を現さなかった模様だ。

また、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者がこの報道に付け足す形で報じたところによれば、その日のアントニーは練習場にこそ赴いたが、ジムに行っただけチームと練習せず、移籍を希望しているという。

一方のアヤックス側はユナイテッドのオファーこそ蹴りこそしたが、アントニーを巡って社内で協議中。21日に敵地でエールディビジ第3節のスパルタ戦を控えるが、アントニーはこの先発から外れる可能性があるとのことだ。

なお、より安価な額で獲得が見込めるPSVのオランダ代表FWコーディ・ガクポも選択肢とするユナイテッドだが、新たなオファーを断られた今もアントニーを諦めておらず、さらなるチャレンジを画策しているものとみられる。