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ピエロスデビュー戦でベン・カリファが鮮やかハット! 広島がG大阪に5発大勝【明治安田J1第26節】

超ワールドサッカー / 2022年8月20日 21時0分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

明治安田生命J1リーグ第26節、サンフレッチェ広島vsガンバ大阪が20日にエディオンスタジアムで行われ、5-2で広島が勝利した。

広島は現在公式戦4連勝中。ベスト4に進出したルヴァンカップの横浜F・マリノス戦を含め、リーグ戦では鹿島アントラーズと柏レイソルの上位相手に勝利を収めている。

一方のG大阪は、7月以降は公式戦未勝利。最後の勝利は前回の広島戦まで遡る。前節は残留を争う清水エスパルスに完敗し、片野坂監督は解任の憂き目に。後任は先日にコーチに就任したばかりだった松田浩氏が務めることになった。

この一戦の注目は、広島は新加入のピエロス・ソティリウ。15日に加入が発表されたばかりだが、早くも先発出場し、ベン・カリファと2トップを組んだ。対するG大阪は松田新監督の初陣。2トップにレアンドロ・ペレイラとパトリックの元広島コンビを並べ、パワープレーを狙いに行く。

すると開始2分、G大阪は早々に狙い通りの展開となる。GK東口のロングフィードが前線に収まると、ボックス左からパトリックがシュート。これはDFにブロックされたが、こぼれ球をボックス中央のレアンドロ・ペレイラが左足で流し込み、先制に成功した。

見事に出鼻を挫かれてしまった広島。だが、いつも通りボールを繋いでリズムを作っていく。11分、満田が左サイドから右足でクロスを入れると、ニアのベン・カリファが走りながらヘディングシュート。これがクロスバーを叩いてゴールに吸い込まれた。

直ぐに振り出しに戻した広島。ここからは圧倒的な支配率で試合を進めていく。22分に野津田がミドルシュートで相手ゴールを強襲すれば、35分には満田のシュートがポストを掠める。

しかし36分に落とし穴。敵陣での森島のボールロストから大阪のカウンターが炸裂。ボックス左手前でボールを持った齊藤が守備陣形が整う前に右足でシュートを放つと、GK大迫の手を弾いてネットを揺らした。

ここまでカウンター狙いの戦術が功を奏しているG大阪。後半からレアンドロ・ペレイラを下げて鈴木を投入する。

後半もボールを握るのは広島。その立ち上がりに満田が敵陣左サイドでGK東口に倒されてFKを獲得。東口にはイエローカードが提示された。

このFKでは満田のシュートは壁に阻まれ、こぼれ球を拾った茶島のシュートも相手に当たって枠の外へ。56分の左CKのシーンでは、流れ弾をボックス左から森島がゴールに蹴り込んだが、手前のプレーで柏がオフサイドの位置にいたため、ゴールは認められなかった。

飲水タイムを挟んで両チームとも2人ずつ選手交代。広島はデビュー戦のピエロスと茶島を下げてドウグラス・ヴィエイラとエゼキエウを投入すると、ここからゴールラッシュが始まる。

まずは72分、野津田が敵陣左サイド中央からライナー性のパスをゴール前に入れると、ベン・カリファが太ももを使って巧みにトラップ。スムーズに右足のボレーシュートをゴール左下に流し込み、再び同点に追い付いた。

その4分後には、浮き球を見事に捌いた野津田のサイドチェンジから右サイドの満田にボールが渡ると、中央へ運んでボックス左に展開。これをベン・カリファが右足ダイレクトでゴール右下に流し込んで逆転。ベン・カリファはハットトリック達成となった。

79分には柏の失点を防ぐファインプレーもあった中、まだまだ勢いの止まらない広島は82分、佐々木の浮き球のパスでボックス左を突いた柏の折り返しを、フリーの満田がボックス中央から右足ダイレクト。強烈なシュートがゴール左上に突き刺さり、これで4点とする。

さらに88分には、途中出場の松本がボックス左の空いたスペースを突いてダメ押しの5点目。ホームの広島が2度のビハインドをひっくり返して、5-2の大勝を収めた。

広島 5-2 G大阪
【広島】
ナッシム・ベン・カリファ(前11)
ナッシム・ベン・カリファ(後27)
ナッシム・ベン・カリファ(後31)
満田誠(後37)
松本泰志(後43)
【G大阪】
レアンドロ・ペレイラ(前2)
齊藤未月(前36)

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