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逆転V目指す鹿島は残留争い渦中の湘南とドロー…エヴェラウドの一撃で先制しエレケがJデビューも瀬川弾に泣く【明治安田J1第26節】

超ワールドサッカー / 2022年8月21日 21時37分

21日、明治安田生命J1リーグの第26節、湘南ベルマーレvs鹿島アントラーズがレモンガスタジアム平塚で行われ、1-1のドロー決着となった。

J2降格圏がちらつく15位の湘南は、前節の横浜F・マリノス戦が台風8号の影響で延期に。対して優勝争いに踏みとどまりたい鹿島は、新体制の初陣となった前節のアビスパ福岡戦を勝利。今節は注目の新戦力、FWエレケが初のベンチ入り。連勝を目指してこの一戦に臨んだ。

最初のシュートは鹿島。4分、湘南が自陣の深い位置からロングフィードを蹴り込むも、味方選手の背中に当たってしまう。こぼれ球を回収した鹿島の仲間がボックス手前でDFを振り切って左足ミドル。この場面は湘南のGK谷に難なく処理された。

一方の湘南は9分、センターサークルやや前方でルーズボールを拾った大橋が、鹿島の守護神クォン・スンテの高い位置どりを確認し、すかさず右足でロングシュートを放つ。こちらは惜しくも枠の左に逸れた。

15分にも湘南にチャンス。自陣でボールを奪って手数をかけずにバイタルエリアまで運び、最後はボックス内からタリクが強烈な右足シュートを放つも、GKクォン・スンテの正面を突き、CKに逃げられる。

湘南は高い位置からの鋭いショートカウンターでゴール前へ侵入。数多くのセットプレーも獲得し、ゴールを予感させる。対する鹿島は中盤でボールロストを繰り返し、なかなか陣地を挽回できない。42分にはアルトゥール・カイキが意表を突いたロングシュートで湘南を脅かすも、流れを変えるには至らない。

だが、0-0で迎えた後半、最初のチャンスは鹿島に。53分、GKクォン・スンテのパントキックから前線でボールを繋ぐと、左サイドバックの安西がドリブルで持ち運び、ボックス手前でカットインして右足シュート。このシーンはGK谷に右手一本で掻き出されるも、その6分後に待望の先制点が生まれる。

後半開始から投入されたエヴェラウドが右サイドに開き、ゴールを背にした状態からDFの股を抜いて前を向く。いったん樋口に預けてゴール前へと駆け上がり、折り返しを左足ダイレクトで狙う。シュートコースは甘かったが、強烈な一撃はGKの谷の手を弾いてネットへ吸い込まれた。

前半を優位に進めながらも先手を取られた湘南だが、すかさず反撃を開始する。67分、左サイドでのスローインの流れから最後はボックス手前で米本が右足ミドルを放つも、わずかにゴール左へと逸れる。

湘南の同点ゴールは74分。ベンチで3枚替えの準備が進むなか、石原が右サイドでドリブルを仕掛けてCKを獲得する。茨田の右CKをファーサイドで大野が折り返すと、ゴール前で鹿島DFのマークを外した瀬川がヘディングを流し込んだ。

同点によって湘南がさらに勢い付くなか、鹿島も新戦力エレケを投入して勝ち越しを目指す。時計の針が進むにつれて両チームとも中盤にスペースが生まれ出し、徐々にオープンな展開に。

鹿島は88分に自陣でボールを奪ってカウンターに転じると、エレケが右サイドをスプリントしたエヴェラウドに展開。最終ラインの背後に抜け出した鈴木へパスが渡ればGKとの1対1になったが、エヴェラウドはまさかのキックミスでボールをロスト。絶好機を逃してしまう。

後半アディショナルタイムは6分と表示され、両チームとも積極的にゴールを目指すも、結局どちらもネットを揺らすことはできず。1-1のドローで試合終了となった。

湘南ベルマーレ 1-1 鹿島アントラーズ
【湘南】
瀬川祐輔(後29)
【鹿島】
エヴェラウド(後14)

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