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浦和が圧勝劇続く! モーベルグや岩波のゴールで指揮官古巣のパトゥムを下し4強入り《ACL2022》

超ワールドサッカー / 2022年8月22日 21時59分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

浦和レッズは22日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022の東地区準々決勝でパトゥム・ユナイテッド(タイ)と対戦し、4-0で勝利した。

新型コロナウイルスの影響で短期間での集中開催の方針が取られている今季のACL。ラウンド16から準決勝までは埼玉スタジアムが舞台となり、地の利を得た浦和はラウンド16でマレーシアのジョホール・ダルル・タクジムを粉砕。ショルツ、モーベルグ、ユンカーの外国人トリオ揃い踏みで5点を奪って大勝した。一方、手倉森監督が率いるパトゥムも香港の傑志に4発快勝。クラブ史上初のベスト8進出となっている。

ジョホール戦の感覚を残すためか、スタメンの変更を一人に留めた浦和。リカルド・ロドリゲス監督の古巣戦という注目ポイントもある中、試合はいきなり見せ場を迎える。キックオフからわずか50秒、岩波のロングフィードに抜け出した松尾がトゥニェスとの競り合いを制してボックス右に侵入。右足でゴール左下に流し込み、ネットを揺らした。

しかし、映像で確認した結果、シュートの直前に腕にボールが当たっていたとしてハンドの判定に。電光石火の先制かに思われたが、ぬか喜びに終わった。

11分に松尾が再びトゥニェスとマッチアップした場面では、松尾が躱したところで肩を掴まれて転倒。しかし、主審の笛はならず。早くも2つのハイライトを迎えた一戦は、以降も浦和の攻勢で推移していく。

25分には、大久保に代わってスタメンに名を連ねた関根のミドルシュートがネットを揺らすが、これはオフサイドポジションにいた松尾がGKの視界を遮っていたとして、ゴールは認められなかった。

3つの決定的なプレーをモノにできなかった浦和だが、やはり得点までは時間の問題だった。36分、左サイドで関根が力強いドリブルでゴール方向へ斜めに侵攻。同じベクトルにパスを出すと、松尾がスルーし、ボールはモーベルグの下へ。ワンタッチでボックス左に侵入したモーベルグは迷わず左足を振り抜き、GKの手を弾くシュートをねじ込んだ。

これでより攻勢を強める浦和。42分の左CKの場面では、岩尾のインスイングのクロスを岩波がニアで合わせて追加点。2点リードで試合を折り返すことになった。

ただ、後半の立ち上がりは一転してパトゥムのペースに。55分にファンディにボックス内からのシュートを許すと、63分にはシンプルなクロスからヘディングシュートを枠に飛ばされる。

後半からパトゥムが前線にジオゴを投入してきたことでアジャストし辛い時間が続いたが、60分に敵陣で伊藤がボールを奪ったところからカウンターを発動。ボックス手前の小泉にボールが渡ると、左足で相手の股を抜くシュートをゴール右下に流し込み、劣勢を払拭する3点目を決めた。

その直後に一挙3枚替えを行った浦和。すると72分、自陣起点の速攻から再び伊藤が持ち上がり、ボックス手前にいた途中出場の江坂にパス。江坂はさらにボックス左へ流すと、最後は同時投入の明本が左足で強烈なシュートをファーに突き刺し、試合を決定づける4点目を奪った。

そして、試合はこのまま終了。75分に負傷交代した伊藤の容体は気がかりではあるものの、ラウンド16に続く圧勝劇で3大会ぶりの4強入りを決めた。

浦和レッズ 4-0 パトゥム・ユナイテッド
【浦和】
モーベルグ(前32)
岩波拓也(前42)
小泉佳穂(後20)
明本考浩(後27)

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