カゼミロのユナイテッド移籍手続きが完了！ 22日のリバプール戦ではさっそくサポーターの前に

写真：Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドは22日、レアル・マドリーからブラジル代表MFカゼミロ(30)の移籍手続き完了を発表した。

契約期間は2026年6月までの4年間で、1年延長オプションも付帯。移籍金額は既報によると、固定額の6000ユーロに出来高の1000万ユーロをプラスして総額7000万ユーロ(約95億6000万円)とみられる。

近年のレアル・マドリーでチームレベルだけでなく、個人レベルでも守備的MFとして数々の名声を手にしたガゼミロだが、ユナイテッドから舞い込んだオファーに即決。両クラブは19日に合意を発表した。

そして、カゼミロは22日にレアル・マドリーでの退団セレモニーに出席後、同日にリバプールとのプレミアリーグ第3節が行われるオールド・トラッフォードへ。試合前のピッチでサポーターの歓迎を受けた。

ビザ取得を条件にユナイテッド入りの手続きが完了したカゼミロはクラブを通じて喜びの思いとともに、決意を語っている。

「マンチェスター・ユナイテッドで、そしてプレミアリーグで新たな挑戦を始める機会を得られたのはすごくエキサイティングなこと。これまで多くの偉大な監督とともにしたけど、エリク(・テン・ハグ監督)と会って、アイデアを聞いてから、彼やスタッフ、新たなチームメイトと密接に仕事をするのが待ち遠しくなった」

「僕はマドリーで1つの美しい旅に幕を下ろし、マンチェスターで新たな旅を始める。でも、これまでと同じく試合に勝って、トロフィーを勝ち獲り、この素晴らしいクラブに成功をもたらし、ファンの誇りになりたい」

「マンチェスター・ユナイテッドの歴史、世界におけるクラブの重要性、サポーターにとっての意味を誰もが知っている。ユナイテッドを代表するのは名誉だし、チームが目標を達成できるようすべてを捧げる覚悟だ」