1カ月越しの一戦、水戸が10戦無敗の大分を下す【明治安田J2第28節】

明治安田生命J2リーグの延期となっていた第28節の水戸ホーリーホックvs大分トリニータが23日にケーズデンキスタジアムで行われ、2-0で水戸が勝利した。

元々7月23日に行われる予定だったが、水戸のチーム内で新型コロナウイルスの陽性者が続出したことで延期となり、1カ月越しに開催されることになった。

両チームにとって中2日の一戦。先手を取ったのは前節からスタメンを8人変更した水戸だった。28分、木下が左サイドから力強いドリブルでボックス左へ侵入し、右足でシュート。これがゴール右下に決まった。

木下の今季10ゴール目で先制した水戸はさらに畳み掛ける。39分、今度は右サイドから杉浦がクロスを上げると、ゴール前の安藤が頭で合わせたシュートがゴール左に決まって追加点。水戸は1カ月半ぶりの複数得点となった。

後半に入ると互いにコンスタントにシュートを放っていた前半とは打って変わって堅い試合に。その中で71分に、水戸は後藤田がボックス手前でボールを奪い、すかさずシュートまで運んだが、ここは至近距離でブロックされた。

一方、後半に新加入の金崎や呉屋を投入した大分は、終盤に押し込む時間が訪れたものの最後までネットを揺らせず万事休す。6月11日に行われた第21節のアルビレックス新潟戦以来の黒星を喫した。